10月はハロウィーンのイベントシーズン。ハロウィーンは、子どもたちが仮装してお菓子をおねだりする、欧米では人気のイベントです。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、最近はハロウィーンをお祝いする幼稚園や保育園、学校なども多いようです。今回は、子どもたちがたくさん集まるこのイベントにぴったりの、1歳から食べられるパンプキンスープのレシピをご紹介します。ハロウィーンパーティのメニューにぜひ加えてみてください。■圧力鍋でつくる、なめらかパンプキンスープのレシピ(対象年齢:1歳~)<材料>(4人分)・カボチャ 1/2個・塩 少々・コショウ 少々・コンソメの素 1本(4.5g)・豆乳 適量・ココナッツオイル 大さじ3・水 適量<作り方>1.カボチャはよく洗い、皮ごと薄切りにしておきます。2.圧力鍋にココナッツオイルを入れ、温まったらカボチャを入れて炒めます。3.ココナッツオイルとかぼちゃがまんべんなく馴染んだら、振りかける程度(大さじ2~3くらい)に水を加えます。4.圧力鍋のフタをして強火にかけ、沸騰したら弱火にして5分ほど圧をかけます。5.5分経ったら火を止め、鍋を指で触れるくらいまで冷ましたら、おもりを外してフタを開けます。6.柔らかくなったカボチャをミキサーにかけて、なめらかにします。7.6を普通の鍋に入れて、混ぜながら再度加熱していきます。8.コンソメの素を入れて味付けをします。9.塩、コショウで味を整えます。10.これで完成です。とろみが強い場合は豆乳を加えて調整してください。カボチャ以外の野菜をあえて入れないことで、カボチャの甘みがひきたち、子どもに人気のスープができます。通常なら、炒め油にはバターを使うところを、ココナッツオイルを使うことで子どものお腹にも優しく、1歳前の離乳食にも使えるレシピとなっています。仕上げには牛乳ではなく豆乳を使うので、ミルクアレルギーのある子どもでも安心です。コンソメは、できるだけ化学調味料無添加のものを使うようにしましょう。アミノ酸などの化学調味料も、子どもの体には負担になるといわれています。体の負担を考えて、子どもにはせめて化学調味料無添加の調味料を使うようにしたいですね。
2014年10月16日タイ料理の定番であるシュリンプトースト。エビのすり身をパンにのせて揚げた人気の一品だが、今回はこの料理にもやしをプラス。レシピ考案は、料理研究家の須永久美先生だ。値がはるエビも、もやしを使ってかさ増しをしているので少なめでOK。もやしのおかげでやわらかい食感になり、ジューシーさもアップ。白ワインと合わせておしゃれな前菜として楽しんで。○「もやしとエビのタイ風揚げパン」材料(2人分・12個分)もやし 60g / エビ(ブラックタイガーなど) 4尾(正味60g) / 香菜 1枝 / サンドイッチ用食パン 3枚 / 揚げ油 適量A(玉ネギのみじん切り 大さじ1 / おろししょうが 少々 / 溶き卵 1/2個分 / 片栗粉 大さじ1/2 / ナンプラー 小さじ1 / 塩・胡椒 各少々)つくり方1.もやしは5~6mm幅に細かく刻む。エビは殻と背わたをとって片栗粉少々(分量外)をもみ込んでから流水でよく洗い、水気をふいて包丁で細かくたたく。香菜は茎と葉に分け、茎をみじん切りに、葉はトッピング用にとっておく。2.ボウルに1のもやしとエビ、香菜の茎、Aを入れてよく練り混ぜる。3.サンドイッチパンを十字にカットして4等分にし、2を表面にのせてスプーンなどで平らにのばす。4.170℃に熱した油に3の表面を下にしてそっと入れ、きつね色になったら返して裏も香ばしく揚げる。器に盛り、香菜の葉をのせる。撮影: 福田栄美子○著者プロフィール須永久美料理研究家、編集ライター食物学を学んだのち、飲料会社の研究開発部に所属。退職後、飲食店情報冊子の編集業を経てフリーランスの編集ライターに。2006年より料理家としても活動開始。現在は、書籍等の企画・編集・料理制作の他、雑誌、広告、WEB等で幅広く執筆活動中。著書に「エライ! もやしのおかず&つまみ81」(講談社)、「新・干し野菜レシピ」(ぴあ)などがある。
2014年10月16日ボーロとは、ポルトガル語で「ケーキ」を意味する焼き菓子の一種。子どものおやつにぴったりですが、市販のボーロには必ずと言ってよいほど、小麦と卵と牛乳が入っています。これが決して悪いというわけではないのですが、小麦も卵も牛乳も、アレルゲンと言われており、アレルギーを引き起こしやすい食材です。1歳くらいの子どもの腸には負担となってしまいます。子どもの腸では分解できないこのアレルゲンの食材を、早くから与え過ぎてしまうと、将来的にアレルギーの原因となってしまうことがあります。特に小麦に入っている「グルテン」というタンパク質や牛乳の「ミルクタンパク」と呼ばれるタンパク質は、摂取しすぎると大人でも腸にとって負担となりますので、気をつけなければなりません。今回ご紹介するボーロのレシピは、このグルテンやミルクを使わずにおいしくサクッと仕上がるレシピです。最近注目されているココナッツオイルを使っているので、さらに子どものお腹にやさしいレシピになっています。1歳から食べられるおやつです。ぜひ離乳食のお供にしてみてくださいね。■ココナッツオイルを使った、グルテンフリーのきなこボーロのレシピ(対象年齢:1歳~)<材料>(10~15個程度)・片栗粉 10g・きな粉 10g・米粉 10g・アーモンドフラワー 10g・黒糖 小さじ2・ココナッツオイル 小さじ22・豆乳または水 小さじ2~お好みで<作り方>1.片栗粉、きな粉、米粉、アーモンドフラワーをそれぞれ計量器で10gずつ計ります。2.ボウルに計った粉類を入れて、よく混ぜておきます。3.そこへ黒糖を入れて、さらに混ぜ合わせます。4.ココナッツオイルと豆乳(または水)を加えて混ぜます。この時、ポロポロして固まりにくければ水や油の量を調節して、丸められるくらいの固さにします。5.オーブンを170℃に予熱しておきます。6.天板にクッキングシートを敷き、その上に丸めたボーロの生地を並べます。7.予熱しておいたオーブンに入れて15~20分焼きます。8.焼き上がったら、すぐには触らず、そのままあら熱をとります。9.あら熱がとれたら、できあがりです。使う油は、ココナッツオイルがオススメです。ココナッツオイルなら、170℃程度の加熱であれば酸化せずにお腹に入れることができるからです。また、子どもの腸内温度は38~39℃といわれていますが、その温度でも溶けていられる飽和脂肪酸を含んだ油はココナッツオイルだけ。香ばしい匂いとサクサク感が出せるので食感も良く、子どもが喜ぶ味になりますよ。ココナッツオイルは最近注目の食材なので、スーパーなどに並んでいると思います。もし見当たらない場合はインターネットで購入が可能です。少々割高ですが、一度使ってみると、きっと手放せなくなるでしょう。
2014年10月15日子どもから大人まで幅広い層に愛されているピザ。外食先、またはデリバリーなどで口にする機会が多くなりましたが、最近では自宅で気軽に作れるようにと、ピザ生地のみがパッケージされた商品もよく見かけるようになりました。こうした商品は便利ではありますが、保存料などが少々気になるところ。自分たちはもちろんのこと、小さな子どもが口にすることを考えた場合、やや躊躇(ちゅうちょ)してしまうこともあると思います。とはいえ、自宅でピザを生地から作るとなると、「発酵」という手間と時間を考えなくてはならないため、気軽に作れるメニューではないですよね。そこで今回は、ピザ生地を作る上で面倒な発酵の行程を省いた、手軽に作れる自家製ピザ生地をご紹介します。■発酵なしで手軽に作れる、自家製ピザのレシピ(対象年齢:2歳~2歳半以上)<材料>(約2枚分)・ピザ生地○強力粉 210g○薄力粉 140g○ドライイースト 5g○砂糖 大さじ1○塩 少々○ぬるま湯 150~200cc・生地に塗るピザ用ソース(ケチャップやマヨネーズでも可) 適量・好みの具材(ハム、玉ねぎ、ピーマンなど) 適量・ピザ用チーズ 適量<作り方>1.ピザ生地の材料のうち、ぬるま湯以外をすべてフードプロセッサーに入れ、混ぜ合わせる(フードプロセッサーがない場合は、手で全体を混ぜる)。2.1をボールに入れ、手で混ぜながらぬるま湯を加えていく。3.粉っぽさがなくなったら、さらに手でこねて生地をまとめる。4.生地を2等分にして、天板のサイズにカットしたクッキングシートの上に広げていく。お手持ちのオーブンの天板の大きさによって、生地の等分を調整してください。5.生地にピザ用ソースを塗り、お好みの具材を並べた後、ピザ用チーズを全体にかける。6.220度に熱したオーブンで20~25分ほど焼く(途中、チーズの色を見ながら時間を調整)。7.全体に焼き色が付いたら完成。このレシピは、乗せる具材にもよりますが、歯がある程度生え揃い始める2歳~2歳半くらいから召し上がれます。生地に塗るソースは、市販のピザ用ソースを使ってもよいですが、トマトケチャップやマヨネーズでも十分おいしく召し上がれます。乗せる具材も、ピザを作るために買い揃える、というよりは、冷蔵庫の整理をする感覚で余っている食材を使ってもよいです。中途半端に残った野菜などをスライスし、ソーセージやハム、炒めた挽肉などと合わせて最後にチーズを振りかければ、オリジナルピザの完成です。野菜が苦手なお子さんでも、チーズがたっぷり乗ったピザなら、抵抗なく食べられるはずですよ。
2014年09月27日我が家ではサッと出せる常備菜を何種類かいつも冷蔵庫に用意しています。中でもピクルスは、慌ただしくてあまりお料理に時間をかけられない、でも野菜のおかずは用意したいという時にとても便利です。温野菜を好む我が家の次男は、あまりサラダなどの生野菜を食べません。温野菜をしっかり食べてくれるのでいいのですが、生野菜でしか取れない栄養もあるので、なんとか食べてもらいたいところ。そこで、いつも大人用に作っていたピクルスをアレンジして作ったら、これが大ヒット。それ以来ポリポリと食べてくれるようになりました。ピクルスはかなり昔から保存食として活躍していたそうで、その原型はなんと4000年も前の歴史に記述されているようです。ビタミンAやCの損失があまりないため、野菜の持つビタミンやミネラルなどの栄養成分を取り入れることができ、美肌効果、整腸作用などがあります。また、酢に漬け込むことで、酢の持つ疲労回復や食欲増進などの効能、血圧の正常化、動脈硬化の予防、コレステロール低下などの効能も期待できます。味の決め手はもちろんお酢。お酢にもいろいろあり、使用する酢の種類によって風味が変わってきます。我が家は数年熟成させた有機黒酢を使っていますが、子どもにはあまりクセのない米酢から試してみるとよいでしょう。野菜は皮ごと使用するので、有機栽培のものがおすすめです。3歳くらいの子どもから食べさせてあげてください。■子どもでも食べやすい万能ピクルスのレシピ(対象年齢:3歳~)<材料>(4人分)・赤パプリカ 大1個・黄パプリカ 大1個・オレンジパプリカ 大1個・玉ねぎ 1個・きゅうり 2本・塩 適量・ピクルス液◯酢 250cc◯水 180cc◯甜菜(てんさい)糖 もしくは きび糖 大4~5◯塩 ひとつまみ◯黒コショウ(粒) 5~7粒◯ピンクコショウ(粒) 5~7粒◯タイム(乾燥/生でも可)少々◯オールスパイス(粉末) 適量◯クローブ(粒) 3~5粒◯ローリエ 2枚※大人用ピクルス液には、上記にプラスして◯生赤とうがらし 1本◯生青とうがらし 1本<作り方>1.きゅうりを半分に切り、縦に4等分にする。まな板にのせて塩をまぶし、両手で軽く押さえながら転がして板ずりする。2.バットに塩をひき、きゅうりを並べて上から軽く塩をふり、重石をして半日ほど冷蔵庫に置く。3.2に熱湯をかけて塩気を取る。※2、3は、きゅうりから水分が出てピクルス液が薄まってしまうのを防ぐためですが、面倒であれば省いても構いません。その場合は水の分量を少し減らすなど調整をしてください。4.きゅうり以外の野菜をスティック状に切る。5.ピクルス液の材料を鍋に入れて火にかける。沸騰したら火を止め、60度まで冷ます。6.熱湯消毒をした瓶に野菜を入れて、5のピクルス液を注ぎ、常温になったら冷蔵庫へ。半日ほどたてば食べられます。今回のレシピは、子どもでも食べられやすいように甘めにしてありますので、お好みで砂糖や酢の量を調整してみてくださいね。大人用には生のとうがらしを入れておくと(子どもと別の保存瓶で)ピリッとしたスパイシーな風味を楽しめます。お好みでスライスしたニンニクを入れてもおいしいですよ。野菜は、ミニトマトやみょうが、カブ、大根、セロリなどもおすすめです。
2014年09月26日ラタトゥイユとは、炒めた野菜をトマトと香草、ワインで煮込んだ、南仏ニースの郷土料理です。昨年、南仏に数か月滞在していた時、よく食べていました。どこのお店で食べても個性があり、おいしかったのが思い出されます。そのまま食べてももちろん美味しいのですが、作り置きしておくとパスタソースやオムレツの具やソース、グラタン、薄切りしたフランスパンに乗せてブルスケッタなど、さまざまなアレンジで使えます。さらに、温かいままでも、冷たくしてもおいしいので、まとめて作っておくととても便利な1品です(アレンジ例は後述)。1歳くらいのお子さんから食べることができます。ラタトゥイユは映画「 レミーのおいしいレストラン 」で登場するメインのお料理なので、映画を観たことのあるお子さんなら「あ! レミーのお料理だ!」と喜ぶのではないでしょうか。この映画が大好きなうちの息子は、映画に登場する、見た目がとても芸術的なラタトゥイユこそが本物と信じているので、いつも「見た目が全然違う!」と文句を言いながらもよく食べています。おいしく作るコツは、少し面倒ですが、野菜を別々に炒めておくこと。別々に炒めることでそれぞれの野菜が持つ旨みが閉じ込められ、後で一緒に煮込むと、なんとも言えない旨みのハーモニーが生まれます。また、時間をかけてゆっくり煮込むことでトマトとワインの酸味が抜け、とてもまろやかで甘みが出ます。トマトの酸味が苦手な子どもの場合は少量のはちみつ、メープルシロップ、アガペシロップなどを足すとよいでしょう。なお、完熟トマトを使う際は、有害とされるビスフェノールAという物質が含まれる樹脂を使用しているアルミ缶を避け、できるだけ有機の瓶詰か紙パックのものをおすすめします。■おいしいラタトゥイユのレシピ(対象年齢:1歳~)<材料>(4人分)・玉ねぎ 大1個・にんにく 1~2片・赤パプリカ 1個・黄パプリカ 1個・オレンジパプリカ 1個・ズッキーニ 1本・なす 1~2本・完熟トマト瓶 1瓶・白ワイン 2/3カップ・オリーブ油 大さじ3・ブーケガルニ 1袋または1束・ローリエ 2~3枚・塩 適量・コショウ 適量<作り方>1.にんにくを細かくみじん切りにする。玉ねぎは2cm角に切る。2.油を引いた鍋に1のにんにくを入れ、香りが出てくるまで弱火で炒め、次に玉ねぎを加えて炒める。玉ねぎの色が変わって甘みが出てきたら火からおろす。3.2を炒めている間にパプリカ、ズッキーニを2cm角程度に切っておく。煮込んでしまうので、形は適当でOK。子どもの食べやすい大きさに切りましょう。なすはアクが出るので炒める直前に切ります。4.パプリカ、ズッキーニ、なすをそれぞれ別に炒めます。この工程はちょっと面倒ですが、一緒に炒めてしまうより野菜それぞれのうまみが引き立って、後で合わせて煮込むととても美味しくなります。パプリカは7~8分、なすとズッキーニは5分くらいを目安に。少ししんなりしたら火からおろす。5.2に4の野菜を全部入れて合わせ、完熟トマトと白ワイン、ブーケガルニ、ローリエを加え、フタをして30分煮込む。鍋底が焦げないよう時々混ぜる。6.今度はフタを取り、鍋底が焦げないよう混ぜながら、さらに30分煮込んで完成。■ラタトゥイユのアレンジ例1.薄切りにして軽くトーストしたフランスパンに乗せてブルスケッタ風に前菜として。2.パスタソースとして。その際は焼いたベーコンを足してもおいしい。温かいパスタ、冷たいパスタのソースとして使えます。3.少量のオリーブオイルで輪切りの鷹の爪(少量)を炒めて香りを出し、ラタトゥイユと混ぜると大人用のピリ辛のラタトゥイユに。4.キヌアの上にかけて冷製サラダとして。キヌアサラダの作り方は こちら 。ラタトゥイユを上からかける場合は、キヌアサラダのレシピの中の野菜とラタトゥイユにしっかり味がついているので、塩コショウは抜きで。5.ごはんの上にラタトゥイユとチーズを乗せ、オーブンやトースターで焼いてラタトゥイユ丼に。6.カレー粉やカレールウを混ぜて野菜カレーに。お好みでお肉や魚介を入れてもOK。7.冷凍パイシートに包んで焼いて、ラタトゥイユパイに。
2014年09月24日グルテンとは、小麦に入っているタンパク質のことです。グルテンは、実はあまり消化がよくないため、お腹には決してやさしくない栄養素なのです。そこで最近多く登場するようになってきたのが、グルテンを含まない「グルテンフリー」の食品です。グルテンフリーの食品はお腹に負担をかけにくいので、腸内環境を良くして免疫力を高め、それによりさまざまな病気から身を守る、ということが期待されています。今回ご紹介するグラタンは、子どもが大好きな食べ物です。ですが、グラタンには小麦や牛乳など、子どもの腸の負担になってしまう食材が多く含まれているので、食べ過ぎには注意が必要です。おうちで作る時には、できるだけグルテンやミルクタンパクをフリーにした、お腹の負担が少ないレシピで作ってみましょう。グルテンフリーグラタンのレシピは1歳半くらいから食べることができます。個人差はありますが、犬歯が生えてきたら徐々に食べさせて、様子を見てみましょう。■子どもが大好きなグルテンフリーグラタンのレシピ(対象年齢:1歳半以上)<材料>(4人分)・さつまいも 1本・にんじん人参 1本・パプリカ 1個・インゲン 5本・玉ねぎ 1個・しめじ お好みで・鶏肉 300g・ココナッツオイル 適量・豆乳 適量・米粉 適量・塩胡椒 少々・無添加ブイヨン 1袋(4g)・チーズ お好みで<作り方>1.さつまいも、にんじん、玉ねぎをひとくち大に切ります。2.インゲンやパプリカは小さめに切ります。3.鶏肉は皮をはいで、ひとくち大に切ります。ささみでも構いません。4.ココナッツオイルを鍋に入れ、温めます。5.鶏肉と玉ねぎを炒めていきます。6.火が通ったら、残りの野菜(さつまいも、にんじん、インゲン、パプリカ)を入れて炒めます。7.すべての野菜と肉に火が通ったら、米粉を材料にまぶすようなイメージで全体にかけて、軽く混ぜます。8.豆乳を入れ、とろみをつけていきます。9.ブイヨンを入れたら味見をして、足りなければ塩コショウで整えていきましょう。10.グラタン皿に盛り付けます。11.チーズをかけ、200度に予熱したオーブンで7~8分焼いたらできあがりです。乳製品は、牛乳よりもはチーズやバターなどの発酵している食品で摂るようにしましょう。発酵食品のほうが、発酵させる前の食材よりもお腹にやさしく、消化を助けてくれるはたらきがあります。お腹にやさしいグルテンフリーグラタンは、大人にもおすすめです。ぜひ試してみてください。
2014年09月21日ポテトチップスといえば、子どもが大好きなスナック菓子。市販のポテトチップスは塩分や添加物、酸化した油など、親からすると気になる点がたくさんありますね。できるだけ食べさせたくないと考えている方もいるのではないでしょうか。我が家では、基本的にスナック菓子は禁止。とはいえ、ただむやみに禁止するのも、子どもが大きくなってくるとなかなか難しいものです。ならば、おうちでとびきりおいしいチップスを作ってしまいましょう!できたてホヤホヤ、揚げたてホヤホヤのポテトチップスはビックリするくらいおいしいのです。子どもと一緒に作るととても盛り上がりますよ(ただし、小さい子どもと一緒の場合は、油がはねないように十分注意してくださいね)。「手作りポテトチップス」を作る際のポイントは、使う油を選ぶこと。子どもの健康のために、揚げ油はできるだけ酸化しにくいものを使うとよいでしょう。我が家では化学物質を使用しない、昔ながらの圧搾一番しぼりの菜種油(遺伝子組み換えでない)を使用しています。また、塩は精製されていない天然塩を使いましょう。ただし、いくら酸化しにくい油を使っても、空気に触れると油の酸化は進んでしまいます。そのため、一度に食べ切れる量で作るのがおすすめです。2歳を過ぎた子どもから、徐々に食べさせてあげてください。■簡単! おいしい! 手作りポテトチップスのレシピ(対象年齢:2歳以上)<材料>(2~3人分)・じゃがいも 中3~4個(皮付きで揚げるので、できれば無農薬のもの。農薬を使用している場合は皮をむいて使う)・菜種油 適量・塩 適量(精製されていない天然塩)・コショウ 適量<作り方>1.じゃがいもの表面をよく洗い、泥を落とす。2.じゃがいもをスライサーで厚さ1mm程度に薄くスライスし、水にさらす。何度か水を替えて、水がやや透明になるまで軽くすすぐ。3.じゃがいもをキッチンペーパーにあげ、水分を取る。※ここできっちり水分を取らないと、揚げる時に油がはねるので注意。あまり時間を置くと、じゃがいもの色が変わるので手早くしましょう。4.160度の油で揚げる。油の中に入れると一旦ふにゃふにゃと柔らかくなりますが、そのまま揚げているとパリっとしてきます。パリッとしたら一旦油を切って置く。5.160度の油で二度揚げする。チップスが色づいてきたらできあがり。塩、コショウをお好みで振る。塩味のほかにカレー粉やガーリックパウダー、青のりを混ぜると大人のおつまみになります。混ぜる時はビニール袋に入れて空気で膨らませてから袋を振ると、まんべんなく味付けができます。
2014年09月18日小さなお子さまがいるご家庭では、毎日のおやつの内容に頭を悩ませることも多いのではないでしょうか。種類が豊富な市販のお菓子を用意すれば、そんな悩みもすぐに解消されますが、添加物や砂糖の含有量などを考えると、多少の手間はかかるものの、愛情のこもった安心安全の手作りお菓子を食べさせたいというのが母ゴコロ、親ゴコロですよね。今回ご紹介するバナナケーキは、砂糖の甘味をバナナの甘味で代用したもの。バナナならばカボチャやサツマイモのように「食べてみたら甘くなかった…」ということがないので、一定のクオリティで作れて安心です。離乳食完了期(1歳~1歳半頃)から召し上がれると思います。■お砂糖いらずの簡単バナナケーキのレシピ(対象年齢:1歳~1歳半以上)<材料>(パウンドケーキ型1本分)・バナナ 2本・レモン汁 小さじ2・無塩バター 80g・卵 2個・薄力粉 120g・ベーキングパウダー(アルミニウムフリー) 小さじ1<作り方>1.室温に戻したバターをボールに入れ、泡立て器で混ぜてクリーム状にする。2.溶きほぐした卵を1に入れて、よく混ぜ合わせる。3.皮を向いたバナナを、フォークの背で押しながらすりつぶしていく。4.バナナの変色防止用にレモン汁をふりかける。5.2のボールにすりつぶしたバナナを入れ、さらに全体をよく混ぜ合わせる。6.薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるい、5に入れてヘラなどで全体をさっくりとまぜる(粉っぽさがなくなるまで)。7.型にクッキングシートを敷いて6を流し入れ、型ごと2回ほどトントンと台に打ち付けて空気を抜く。8.180度に温めておいたオーブンに入れて10分焼いた後、いったん取り出し、ナイフなどで中央に切れ目を入れる(写真参照)。9.オーブンの温度を170度に下げ、さらに25~30分ほど焼く。10.中央に竹串などを入れ、串にとろみのついた生地がついてこなければOK。焼き上がりのサインです。11.焼き上がったらクッキングシートごと中身を引っ張り、型から取り出します。型と生地がくっついている部分があれば、ナイフなどで切り離しましょう。12.クッキングシートからはがし、網の上で冷まします。粗熱が取れたら完成です。無塩バターがない場合は有塩バターを使用しても、できあがりにさほど影響はありません。すぐに食べ切れないときは、食べやすい大きさにカットして一切れずつラップで包み、冷凍庫で保存することもできますが、なるべく早めにお召し上がりください。
2014年09月16日大豆ミートで作る、豚肉を使わないキッズ酢豚のレシピは、大体1歳半のお子さんから食べ始めることを想定して考えました。ポイントは「腸の発達」です。子どもの腸というのは、産まれた時はまだまだユルユルで、母乳しか消化できないくらいの、ざるのような穴だらけの状態です。それが成長するにつれ、次第に大人の腸へと発達します。この、子どもの腸の発達段階をお母さんが見極めながら上手に離乳食を進めていかないと、アトピーやアレルギーの原因となってしまうことがあるので、注意が必要です。消化の準備がどのくらいできているかを確認するには、歯がどれくらい生えているかを見ることでわかるといわれています。子どもの歯は、最初に下の前歯2本、それから上の前歯2本が生えてきます。その後、前歯の両側が生えた後は、ひとつ飛ばして犬歯が生えてきます。このタイミングが大体1歳半くらいです。この時にはある程度の調味料も消化でき、野菜も噛んで食べられるようになりますが、豚肉には注意が必要です。豚は、ほかの動物よりも腸の長さが短く、いろいろなものを消化できずに脂肪に溜め込んでしまっている可能性が高いといわれています。子どもがまだ十分に消化できない物質を溜め込んでいる場合もあるので、気をつけましょう。今回は中華の定番、酢豚をご紹介しますが、上記の理由を考慮して、豚肉を使わないレシピにしてみました。■大豆ミートで作るキッズ酢豚のレシピ(対象年齢:1歳半以上)<材料>(4人分)・大豆ミート(ドライタイプ) 250g・サツマイモ 1本・にんじん 1本・ピーマン 2個・玉ねぎ 1個・しょうゆ 大さじ3・酢 大さじ3・ケチャップ 適量・ココナッツオイル 適量<作り方>1.大豆ミートを熱湯につけて戻します。その間に野菜を切ります。それぞれひとくち大に切りましょう。お子さんの苦手な野菜は少し小さめに切るとよいでしょう。2.大豆ミートが戻ったら、しっかりと搾って水気を切ります。温めたフライパンにココナッツオイルを入れ、大豆ミートを少し焦げ目がつくくらいに焼いていきます。3.大豆ミートの両面に焼き目がついたら、野菜を入れて炒めます。野菜の色が透き通ってきたら、味付けをしていきます。4.しょうゆと酢を入れて、ケチャップを少しずつ加えながら好みの味になるように整えていきます。5.ピーマンの緑が茶色くなるくらいに色付いたら、できあがりです。ケチャップは、できるだけ有機トマトを使用した、化学調味料の入っていないもののほうが、子どものお腹にはやさしいです。できるだけ自然の味を覚えさせて上手に味覚を育てていきましょう。
2014年09月14日9月とはいえ、まだまだ残暑が厳しい時期。暑いけれども、寒くなるこれからの季節に向けて、体力もつけておきたいところです。そこで、夏の間、活躍してくれたそうめんをアレンジして、沖縄料理のチャンプルに入れてみるのはいかがでしょう?そうめんの原料は小麦です。小麦には、子どもの腸にとって若干負担となってしまう、グルテンが含まれています。特に、2歳になる前のお子さんにとって、グルテンは腸の発達の妨げとなり、アレルギーを引き起こす原因となることもあるので注意が必要です。小麦の入ったそうめんを食べる時は、2歳以上のお子さんで、すこぶる体調がよい時、週に1回くらいのペースで食べるのがオススメです。頻繁過ぎると、免疫力を低下させ、風邪やウイルス性の病気の原因ともなることがあるので気を付けましょう。■休日ランチにおすすめのソーメンチャンプル(対象年齢:2歳以上)<材料>(4人分)・そうめん 300g・にんじん 1本・もやし 1/2袋・ほうれん草 3~4束・玉ねぎ 1/2個・有機大豆の木綿豆腐 1丁・鶏肉ミンチ 200g・油揚げ 1枚・塩コショウ 少々・無添加出汁パック 適量・しょうゆ 少々・ゴマ油 適量<作り方>1.にんじん、ほうれん草、玉ねぎ、油揚げをせん切りにします。2.中華鍋にゴマ油を入れ、切った野菜ともやし、油揚げ、鶏肉ミンチを入れて炒めます。3.ひとくち大に切った豆腐を入れて。さらに炒めます。4.出汁パックとしょうゆ、塩コショウで味を整えます。5.たっぷりの水を入れて沸騰させた鍋にそうめんを入れて、麺がくっつかないように時折かき混ぜながら、2~3分ゆでます。6.ゆで上がったそうめんをざるに開け、一旦水で洗います。よく水を切ってから中華鍋に入れて、炒めた具材と混ぜ合わせます。7.味を見て少し足りなければ、軽く塩を足して、できあがりです。お休みのランチメニューにもってこいの一品です。お腹の調子や子どもの体調などを見ながら、上手に小麦を摂りましょう。
2014年09月11日子どものお腹にやさしいカラフルハンバーグのレシピは、2歳を過ぎたお子さんに向いています。子どもの腸は、母乳のみを消化できていた赤ちゃんの頃から次第に成長して、個人差はあるものの、3歳程度で大人の腸へと近付きます。離乳食を進めるタイミングは、歯の生え揃い具合を見て決めるのがよいでしょう。ある程度腸がいろいろなものを消化できるようになる頃には、犬歯とその奥の臼歯が生えた状態になっています。犬歯で肉を噛みちぎり、臼歯でそれをすりつぶすことができるようになると、肉を柔らかくしてお腹へ届けることができるようになります。一番奥から一つ手前の臼歯(第一乳臼歯)が生えていれば、牛肉を食べることができるようになるでしょう。歯の生え方にはもちろん個人差があるので、便の様子やおならの臭いなどにも注意しながら、お肉を与える加減を決めていきましょう。噛むことが苦手な子どもにはまず、ミンチ肉(ひき肉)から始めてみることをオススメします。ミンチ肉といえばハンバーグ。ですが、卵やパン粉は使いません。あくまでも2歳児の子どもの腸内を考えて、つなぎもお腹にやさしいものを使用しましょう。■子どものお腹にやさしい、カラフルハンバーグのレシピ(対象年齢:2歳以上)<材料>(子ども用ハンバーグ10個くらい)・牛ひき肉 200g・鶏ひき肉 200g・赤パプリカ 半個・黄パプリカ 半個・ピーマン 1個・玉ねぎ 半個・塩コショウ 少々・片栗粉 適量・ココナッツオイルまたはゴマ油 適量<作り方>1.ボールに牛と鶏のひき肉を入れて、手でぐちゃぐちゃと混ぜ合わせます。2.赤・黄パプリカ、ピーマン、玉ねぎをみじん切りにします。3.切った野菜をお肉と合わせて、手でぐちゃぐちゃと混ぜ合わせます。4.塩コショウを少々入れて、もう一度混ぜ合わせます。5.片栗粉はつなぎになります。様子を見て混ぜながら、繋がるまで少しずつ加えていきましょう。6.フライパンにココナッツオイルを入れて温めます。7.混ぜた材料を手のひらの半分くらいのサイズに丸く平べったくして、真ん中を人差し指で押さえ、少しくぼみを作ってからフライパンに並べます。8.少し焦げ目がつくくらいに両面を焼いていきます。9.ケチャップをつけて完成です。ココナッツオイルを使用すると香ばしく、おやつのような感覚の味付けになります。普通に焼きたい時は、香りの強くないゴマ油などを使用しましょう。ケチャップは、できるだけ自然の味に近いものを選ぶと、よりお腹にやさしくなります。
2014年09月10日9月8日は中秋の名月。子どもと一緒にすすきを飾り、空に浮かぶキレイな月を見ながら、お団子を食べて、楽しく過ごしたいですね。せっかくなら、普段とは違うかわいいお団子を作ってみたい!という方のために、デコお月見団子のつくりかたを紹介します。テーマは「動物たちのお月見風呂」です! お風呂部分は抹茶寒天で、動物はお団子で作ります。お団子に抹茶パウダーや、かぼちゃパウダーで自然な色をつけるとバリエーションも広がり、さらにかわいらしく作ることができます。水の代わりに豆腐を使うと、時間がたっても固くなりにくいお団子ができますよ。■子どもが喜ぶ、かわいいデコお月見団子のレシピ(対象:2歳以上で、お団子をかめるようになってから。小さい子どもは喉に詰まらせる可能性があるので、小さくカットしてからあげるなど、注意してください。)<用意するもの>・寒天を入れるお弁当箱や器 1つ・ボール・小鉢くらいの大きさの器 3つ・鍋・ざる・爪楊枝◇白玉団子の材料・ 白玉粉 80g・ 豆腐 100g・ 抹茶パウダー(小松菜パウダーでもOK) 適量・ かぼちゃパウダー 適量・ ココア(またはブラックココア)・ 氷◇抹茶寒天の材料・ 粉寒天 4g・ 水 400cc・ きび糖 20g~お好みで・ 抹茶パウダー 5g・ 水 大さじ1(抹茶パウダーを溶かす用)・黒蜜 大さじ1~お好みで■まずはベースになる、抹茶寒天を作りましょう!1. 抹茶パウダーと、大さじ1の水を小さな容器のなかで混ぜておきます。2. 鍋に粉寒天、水、きび糖を入れて中火にかけます。必ず「火にかける前の水」に寒天を入れるようにしましょう。3. 1~2分ほど混ぜながら、寒天が溶けたら、1で水と合わせた抹茶パウダーを入れて、さらに混ぜます。4. 火からおろし、容器に流し入れます。5. あら熱がとれたら冷蔵庫で1~2時間冷やしましょう。■寒天を冷やしている間にお団子づくり。1. 白玉粉、豆腐をボールにいれて、だまがなくなるまで混ぜます。耳たぶくらいの硬さになるよう、水や粉を少しずついれて調節しましょう。2. きれいにまとまってきたら、6分の1程度の分量を取り分け、それをさらに2つに分けて、小鉢に入れておきます。3. 残りの団子のもとで、動物の顔、耳、手の形ができるように丸めます。4. 2で小鉢に分けた団子のもとに、それぞれ抹茶パウダー、かぼちゃパウダーをいれて、色が全体になじむまでこねて混ぜ合わせます。5. 抹茶パウダーを入れて緑色になった団子のもとで、葉っぱの形を作ります。6. かぼちゃパウダーを入れて黄色になった団子のもとで、動物の鼻、月の形を作ります。団子のもとが残ったら、好きな形に成形しましょう。(大きくなりすぎると、火が通りにくくなるので、普通のお団子と同じくらいの大きさにするのがポイントです。)7. 鍋にお湯を沸かし、成形した団子のもとをそっといれて、1~2分、団子が浮き上がるまでゆでます。8. 浮き上がってきた団子をすくい、氷水に入れて冷やし、水を切ります。9. 少量のココアをお湯に溶かし、爪楊枝につけて、目やひげを描きます。10. できた白玉団子を写真のように抹茶寒天に乗せて、黒蜜をかければ、お月見風呂に入った動物たちのできあがり!ほかにも、星形や小さな丸を組み合わせたお花など、子どもと一緒にいろいろな形を作ると楽しいですよ。今回は、クッキーの型抜きを使ってお団子を成形してみましたが、やっぱり丸型が一番長い間、柔らかく食べられるようでした。デコお団子を作るときも、形はなるべく丸に近い形にして、作ってからあまり時間をあけずに食べると、おいしく食べられますよ。
2014年09月06日夏野菜もそろそろ終わりになってきましたが、残暑がまだまだ厳しい時期。まだまだ暑い場合は、身体を適度に冷やす野菜も取り入れていきましょう。夏野菜には身体を冷やすはたらきが、冬に豊富になる根菜には身体を温めるはたらきがあります。旬の食材を上手に料理に取り入れることで、子どもは季節の味を覚えるようになります。この野菜が食卓に出て来たら夏だな、この根菜は寒い季節になってきたということだね、という風に、食に関する季節感が自然と子どもの身体にしみ込んでいきます。味覚と一緒にそうした季節感も育てていきましょう。さて、今回ご紹介するのは、トマトクリームマカロニです。トマトクリームには米粉を使い、グルテンフリーで作ります。マカロニにはグルテンが含まれていますので、子どもの体調やお腹の具合などを考えながら試してみてください。腸内環境を考え、2歳を過ぎてから徐々に食べさせていきましょう。■夏野菜のトマトクリームマカロニのレシピ<材料>(4人分)・ズッキーニ 1本・ブロッコリー 1/2房・カブ 3個・トマト 2個・コーン 適量・鶏ひき肉 200g・米粉 適量・豆乳 適量・ホールトマト缶 1缶・マカロニ 適量・ココナッツオイル 適量・無添加ブイヨン 1袋(4g)・塩コショウ 少々<作り方>1.野菜をすべて2cm角くらいの大きさに切ります。2.フライパンにココナッツオイルを入れ、野菜と鶏ひき肉を入れて炒めます。3.ホールトマト缶を入れて、煮立ったら米粉を少しずつ振りかけ、野菜全体にまぶすように混ぜます。4.豆乳を少しずつ入れて、徐々にとろみをつけます。5.ブイヨンと塩コショウで味を整えます。6.深いお鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させ塩を入れます。7.たっぷりの水を入れて沸騰させた鍋に、塩(適量、分量外)とマカロニを入れ、アルデンテにゆでます。8.ゆで上がったマカロニをフライパンに入れ、ソースを全体に絡めたら完成です。ポイントは米粉と豆乳の量です。米粉があまり多すぎると固まってしまうので、少しずつ振りかけるように全体にまぶすのが適量です。豆乳も混ぜながら少しずつ入れて、とろみを調整しましょう。
2014年09月02日蒸し暑い夏の時期、冷房が効いた部屋で冷たいものを飲んだり食べたり、一見快適そうに思えますが、これ、要注意です。夏は汗を多くかきますが、水分と一緒にエネルギー(氣)も体から出ていくため、水分だけでなく栄養も補給しないと氣が不足し、夏バテや夏風邪を引き起こす原因になります。夏を健康に乗り切るためには、旬の食べ物を中心にしっかり栄養を摂り、体を冷やしすぎないことがポイントです。夏をどう過ごしたかで秋冬の体調にも影響があると言われています。今回は、この時期に積極的に食べたい夏野菜についてお伝えします。夏の体調は、暑さだけでなく湿気も影響します。湿度が高いと汗が出にくく、体内に水分が溜まり、だるく感じたり、疲れやすかったり、関節痛や腰痛、下半身がむくんだりします。また湿気は「脾(胃腸)」の働きを衰えさせるので代謝機能が弱まり、消化吸収が妨げられて食欲不振になります。 暑いからと体を冷房で冷やし、冷たいものを多く摂取すると胃腸が冷え、湿気の影響を受けている脾の機能がさらに低下してしまいます。体内は温め、発汗で「涼」を得るようにするとよいのです。夏の間に体の中からしっかり汗をかかず、体を人工的に冷やすと、熱が体に籠って肺が乾燥、秋に咳が出やすく、冬も体調を崩しがちになります。夏バテの予防・解消には、太陽の日差しを浴びた旬の野菜をたっぷり食べましょう! 夏野菜にはむくみ解消、体を冷やす、体の中からしっかり温める等、この時期に嬉しい作用があります。代表的な夏の食材と効能は以下となります。■夏の食材と効能・ピーマンビタミンA,Cなど栄養価豊富。疲労回復に素早い効果があり、夏バテ・夏風邪予防に。免疫力を強化し、整腸作用あり。日焼けのダメージを防ぐ夏に嬉しい効果も。・トマト口の渇きを止め体の熱を冷ます。胃腸の働きを高め、食欲不振に有効。・なす体内の熱を冷まし、血流を良くする。むくみや胃もたれに有効。・きゅうり体に籠ったほてりや喉の渇きを解消。体の熱と湿をとる。暑気あたり予防。利水作用で水分代謝促進。・冬瓜(とうがん)体の熱を冷まし余分な水分を出す。むくみに有効。淡白な味のため食欲がない時、夏バテ気味の時にオススメ。・とうもろこし夏の栄養補給に効果的。食物の消化吸収を高めるので疲れがとれない、胃腸が弱っている、くよくよ悩む時にもよい。体の熱を冷まし余分な水分を出すので、むくみや尿の出が悪い時にオススメ。「ひげ」は漢方で「南蛮毛」と呼ばれ、さまざまな効能がある。・ゴーヤ暑気あたりを解消し、夏バテ防止に。目の充血や口内炎、吹き出物にも良い。・ニラ疲労回復、整腸作用。代謝・免疫機能を高める。・かぼちゃ体を温める。気を補い体力をつけるので、倦怠感、慢性疲労や便秘に良い。・さやいんげん湿度や暑さで消耗する氣を補う。食欲不振や胃もたれにも有効。・枝豆胃腸を丈夫にし、消化を促進。便秘解消や美肌効果も。ここで夏野菜を使った簡単レシピをご紹介! ぜひ常備菜にして、夏野菜をたくさん食べてくださいね。■夏野菜のピクルス のレシピ<材料>きゅうり、にんじん、セロリ、ズッキーニ、ゴーヤ、ミニトマト、ブドウ酢(果実酢)、氣香粉(または五香粉)(漢方スパイス)<作り方>ミニトマト以外の材料を2cm角の棒切りにし、煮たてたブドウ酢、氣香粉と一緒に保存容器に入れ、よく振る。一晩冷蔵庫で寝かせたらできあがり! 一週間位、保存ができます。人は自然の一部であり、季節が変化すれば体も変化します。旬の食材はその時期の体に必要な働きをしてくれます。自然のパワーをもらい、健康を維持しましょう!
2014年08月30日暑いと料理するのも億劫になりがちですが、暑さと湿気に負けない体は毎日の食事で作られます。今回は家庭で簡単に作れる薬膳レシピをご紹介しますので試してみてくださいね。薬膳とは、中医学の理論に基づいて、食物の作用と中薬を用いて作られた食事のことをいいます。■1.ダルさを撃退!夏のスープ のレシピ<材料(4人分)>・鶏肉(好みでササミorモモ) 100g・とうがん 200g・生姜 ひとかけ・唐辛子 2本・薬膳だし 2袋<作り方>1)鶏肉を一口大に切り、生姜を揉みこんでおく2)とうがんは皮をむき、3cm角に切る3)鶏肉、とうがん、唐辛子、薬膳だし、水1.5リットルを鍋に入れ、煮込む4)具材が柔らかくなったら、できあがり※材料の「薬膳だし」はヘルシーで安全な「健康やくぜんだしの素」(植物原料のみで作られ、遺伝子組み換え原料、化学調味料、人工甘味料一切不使用)を使用しますが、なければ鶏ガラスープ、野菜ブイヨンでも代用可です。■2.冷えない体に!夏野菜のポタージュのレシピ<材料(4人分)>・かぼちゃ 300g・玉ねぎ 大玉2個・豆乳or牛乳 400cc・薬膳だし 2袋・黒胡椒 少々<作り方>1)かぼちゃ、玉ねぎはあらかじめ適当な大きさに切り豆乳と一緒に鍋に入れ、中火で柔らかくなるまで煮る2)具材がくたくたになったら、薬膳だしを入れ、ミキサーにかける3)食べる前に温め直し、黒胡椒をふりかけ、できあがり■3.夏バテ予防に!薬膳カレー(シーフード)のレシピ<材料(4人分)>・タコ 300g・イカ 200g・豚ひき肉 200g・玉ねぎ 大玉2個・氣香粉(または五香粉)大さじ4・薬膳だし 2袋・カレー粉 大さじ2・にんにく 大4かけ・オリーブオイル 適量<作り方>1)玉ねぎをみじん切りにし、オリーブオイルで飴色になるまで炒める2)一口大に切ったタコとイカをスライスしたにんにくと共に炒める3)氣香粉、カレー粉を入れ、さらに炒める4)水を200cc入れる5)薬膳だしで味を整え、できあがり!※ご飯は漢方茶やハト麦茶で炊くとよいですよ。雑穀米もオススメ。■4.元気を補う!薬膳カレー(ひき肉&大根)のレシピ<材料(4人分)>・合びき肉 300g・大根 1/2本・人参 1本・ズッキーニ 1本・じゃがいも 3個・薬膳だし 2袋・氣香粉(または五香粉) 大さじ4・カレー粉 大さじ2・オリーブオイル 適量・ニンニク 3かけ*飾り用に揚げる野菜*・なす 1本・人参 1/2本・れんこん 2cm<作り方>1)大根と人参、ズッキーニを2cmのさいの目に切る2)みじん切りにしたニンニクと大根、人参をオリーブオイルで炒める3)焦げ目がつくまで炒めたら、ひき肉、ズッキーニ、氣香粉を加えて炒める4)水400cc入れ、具材がしんなりしてきたら、すり潰したじゃがいもを入れる5)弱火にし、カレー粉を入れ、薬膳だしで味を整える。できあがり!※湿気が多い日本の夏は汗が蒸発しにくく熱が体内に溜まり、不快感が高まります。カレーで汗をかき、代謝を促進することで爽やかに過ごすことができます。体を冷やす夏野菜と食欲増進・消化吸収を高めるスパイスを組み合わせれば夏バテ予防にピッタリです。旬の食材が持つ大地の力やエネルギーを体に取り入れ、暑い夏を元気に過ごしましょう!
2014年08月29日3歳前後になると、「お手伝いしたい」という気持ちが芽生えてきて、子どもなりのお手伝いをしてくれるようになってきます。ただ、ママが忙しかったり、お手伝いをさせることでかえって片付けが大変になったりすると「面倒だな」と思ってしまうのも事実。「また今度ね」とはぐらかしてしまうこともあるのではないでしょうか?子どもの「お手伝いしたい」気持ちを大切にして、簡単なことからお手伝いさせてあげると、親子共に満足できるはず。時間と気持ちにゆとりを持てば、きっと充実した時間になりますよ。■食育にも最適なお手伝い食育が重要視されている今、食事のお手伝いはとくに大切なポイントです。食器を並べる、冷蔵庫から食材を出すなど、まずは簡単なところから始めて、食事の大切さや食べ物のありがたさなどを伝えていくとよいかも知れませんね。お料理が好きな子であれば、卵を割ったり、混ぜ合わせたりすることも手伝ってくれるはず。少しずつステップアップしていき、料理を作る楽しさを伝えていきましょう。■子どもの「やりたい」を大切に包丁を使う際には「危ないから」と言ってしまいがちですが、子ども用のナイフを用意してあげて、しっかりと手を添えてフォローすれば3歳頃でも包丁を使うことはできます。同時に刃物の危険さも伝えることができるので、子どもにとってはとても良い経験になるはずです。頭ごなしに「危ないからダメ!」と言ってしまわないように気を付けておきましょう。■ホットケーキミックスを使えば簡単!初めてのスイーツ作りで重宝するのはホットケーキミックスです。牛乳や卵などを混ぜ合わせるだけで簡単にスイーツを作ることができます。ホットケーキはもちろん、クッキーやパン、マドレーヌ、スコーンなど、あらゆるスイーツに変身させることができるので、子どもに「何作りたい?」と聞いてから簡単に作れるのもホットケーキミックスを使うメリットです。■「ざっくりとした食感がクセになるチョコスコーン」のレシピ<材料>・ホットケーキミックス 200g・バター 50g・牛乳 50g・板チョコまたはチョコチップ 約60g・好みではちみつ 適量<作り方>1.常温のバターとホットケーキミックス、牛乳を混ぜ合わせる。2.チョコチップ(板チョコの場合は細かく砕く)を1に入れてしっかりと混ぜ合わせる。3.お好みではちみつを適量入れて、生地をまとめる。4.200度に予熱したオーブンにオーブンシートを敷き、生地を食べやすい大きさに丸めて置く。5.15~20分ほど焼けば完成!■「材料2つで即完成! やみつきクッキー」のレシピ<材料>・ホットケーキミックス 100g・バターまたはマーガリン 50g<作り方>1.バターを常温で放置してやわらかくなったら、ホットケーキミックスと混ぜ合わせる。2.しっかりと混ぜたら生地を冷蔵庫で30分~1時間休ませる。3.生地を伸ばして、型抜きを使ってクッキーを抜いていく。4.180度に予熱したオーブンで10分ほど焼いて完成!子どもは意外と型抜きに苦戦するので、生地を丸めたものを手で「ペチャン」と潰して丸いクッキーにするのもよいでしょう。子どものレベルに合わせて応用してみてくださいね!美味しいスイーツを作った後は、子どもを思いきり褒めてあげましょう。「お手伝いしてくれてありがとう」と伝えると、子どもの成長を促すことができるはず。子どもとのコミュニケーションにもなり、食育にも繋がるので、時間のあるときにぜひ試してみてくださいね!
2014年08月16日離乳食としても大活躍する茶碗蒸し。でもいざ作るとなると卵とだし汁の配合や味付けに戸惑ってしまいませんか? 今回は、覚えやすい配合で茶碗蒸しが一気に簡単時短メニューになるレシピのご紹介です。味付けは夏の間に大活躍した「めんつゆ」を使うだけ。そして、覚えていただきたいポイントもたった1つ。「卵1個に対してだし汁100ccを使う」ということだけです。■離乳食&時短メニューになる簡単茶碗蒸しのレシピ<材料>(大人4人分)・卵 2個・だし汁 200cc(3倍濃縮のめんつゆ20cc+水180cc)・鶏肉 100g・生しいたけ 2個・その他、お好みで小松菜やかまぼこなど<作り方>1.鶏肉は小口切りにし、軽く塩をふって下味をつける。 (肉の臭みが気になる場合はお酒も一緒にふっておくとよいが、小さなお子さまが召し上がる場合には避ける。)2.生しいたけは薄切りにする。3.その他の材料を薄切りまたは小口切りにする。 (今回は冷蔵庫に残っていたアスパラガスを緑の彩りとして使用。)4.ボールに卵を割り入れ、ダマが残らないようによく混ぜる。5.希釈したつゆの素を4に入れ、よく混ぜ合わせる。6.器に具材を入れ、その上から5の卵を流し入れる。7.6を器ごと鍋に入れ、器の5~6分目くらいまでが浸るように鍋に水を張ったら、ふたをして火にかける。8.沸騰したら弱火にして6分。火を止めて余熱でさらに6分蒸したら完成。だし汁については、3倍濃縮タイプのめんつゆを、そうめんで使う濃度のさらに3倍に薄めて使用しています(そうめんのつゆとして使用する時の、めんつゆと水の比率を1:3とすると、1:9に希釈して使用)。今回は小松菜や三つ葉など、緑の葉物野菜のストックがなかったので、冷蔵庫に残っていたアスパラガスを使用しました。茶碗蒸しというと、ぎんなんやかまぼこ、えびなどが上品に入っているイメージですが、我が家ではちょっとした冷蔵庫整理のための料理にもなっています。子供たちも、普段単品だと食べないような野菜でも茶碗蒸しに入っていると気にせずに食べてしまうから不思議です。
2014年08月14日ちらし寿司を作る時には、彩りを気にするあまり、ついついたくさんの具材を買ってしまいがち。でも、いざ作ってみると、たくさん用意したことがかえってあだになり、具材が少しずつ余ってしまう。そんな経験はありませんか?今回は、そうした経験から逆転の発想で思いついた、簡単まぜごはんのご紹介です。彩りを良くするためについつい買ってしまうけれど、一度では全部使い切れないことの多い大葉とたくあんを使用します。たくあんの黄色と大葉の緑色の色鮮やかなコントラスト、口に入れたときのしょうがのさっぱり感、加えて一切火を使わずに調理できてしまうという点で、夏のおもてなし料理にもぴったりの一品です!■ちらし寿司風まぜご飯のレシピ<材料>(3~4人分)・ごはん 2合分・ツナ缶 1缶・大葉 5~6枚・たくあん 10枚・しょうが(みじん切り) 大さじ1・いりごま 大さじ1☆酢飯・酢 大さじ2と1/2・砂糖 大さじ2と1/2・塩 小さじ1(・サラダ油 大さじ1 ※ごはんのつや出し用として。お好みで)<作り方>1.炊き上がったごはんに、あらかじめ混ぜ合わせておいた☆を回しかけ、しゃもじで切るように混ぜながら全体になじませる。2.たくあんをみじん切りにする。3.ツナ缶の油をよく切り、身をほぐす。4.大葉をみじん切りにする(写真のように葉を数枚重ね、筒状にまとめてからきざむと簡単)。5.2を1の酢飯に入れ、よく混ぜ合わせる。6.4としょうが(みじん切り)を全体に散らすように入れ、たくあんの黄色と大葉の緑色の色むらがないように混ぜる。7.仕上げにいりごまを全体にふりかけて完成。たくあんも大葉も、量はお好みで調整していただいてかまいません。ツナとの味のバランスを考えて、やや甘味のある味付けのたくあんで作るのがおすすめです。お子さまが召し上がる場合には、大葉やしょうがをなるべく細かくきざんであげてください。また、酢飯の調味料にあるサラダ油は、ツナの油分でも代用できますので、お好みで調整してください。
2014年08月13日寝苦しい暑い夜を過ごした翌朝は食欲がわかず、しっかりとした朝ごはんはなかなか食べられないという人も多いでしょう。そんな時には、コップ一杯で栄養がたっぷり取れるスムージーがおススメです。スムージーは野菜や果物を生のままミキサーで撹拌(かくはん)するので、素材の持つ栄養価を損なうことなく、まるごと摂取することができます。ただし、飲み方によっては体が冷えたり、咀嚼(そしゃく)せず食物を摂取することになるため、だ液の分泌が減って栄養の吸収が妨げられたりすることもあるので、注意が必要です。今回ご紹介するのは、栄養価の高いバナナと豆乳、大豆きなこを使ったバナナスムージーです。簡単に作れるので、寝過ごした日の朝食としてもおススメですよ。■栄養たっぷりバナナスムージー レシピ<材料>(1人分)・バナナ 1本(できれば熟したもの)・豆乳 250CC・きなこ 大さじ1・シナモン 小さじ1・はちみつ(甘みが足りない場合) 適量<作り方>材料をすべて同じ容器に入れ、ブレンダーまたはミキサーで混ぜ合わせれば完成。バナナにはビタミン、葉酸、カリウムや食物繊維などが豊富に含まれていて栄養価が高いのですが、陰性の食べ物なので体を冷やす効果があります。そこで、発汗作用や毛細血管の血流を良くする効果のあるシナモンと組み合わせることで、陰陽のバランスが取れて中庸になりますし、日頃クーラーなどで冷えた体の血流も良くなるので、冷えを緩和する効果もあります。シナモンにはそのほかにも抗老化作用、血糖値を下げるなど、さまざまな効果があります。少量を飲み物やお菓子、お料理などに加えて幅広く使うといいですね。豆乳ときなこを使うことでタンパク質も補えて、栄養バランスもばっちりです。なお、バナナには農薬がたくさん使用されているものもあります。できるだけ有機栽培されたものを選んだほうがよいでしょう。
2014年08月12日揚げものをする時、具材に小麦粉をつけていませんか? 卵をまぶしていませんか? 子どもの腸が発達する段階で、小麦に含まれるグルテンというタンパク質や、卵の白身に含まれる高タンパク質は、負担になることがあります。これらは大人も同じです。グルテンや質の悪い卵を食べ過ぎると、腸がゆるみ、アレルギーやアトピー、また他の病気の原因となりますので注意が必要です。特に子どもの腸は、産まれた時には母乳しか消化できないくらい腸がゆるんだ状態で出てきます。これが段々と引き締まっていき、3歳程度(個人差あり)に大人の腸へと完成していくのです。その段階で、あまりにもグルテンや質の悪い卵を摂っていると、腸が中々引き締まらずアレルギーを引き起こしたり免疫力の低下を招いてしまいます。フライドチキンは、2歳を過ぎた子どもなら誰でも好きなメニューです。油やグルテンには気を付けて調理してあげましょう。■米粉で作るフライドチキン レシピ<材料>(4人分)☆鶏の手羽 お好み☆醤油 大3~5☆アガペシロップかオリゴシロップ☆酒 大1☆米粉 適量☆ごま油 適量<作り方>1. ビニール袋に、醤油・シロップ・酒を入れて指で軽く混ぜます。2. 調味料は入ったビニール袋に鶏肉を入れて手で揉み、30分程度放置します。3. フライパンにごま油を適量入れて加熱します。4. しっかり味がついた鶏肉に1本ずつ米粉をまぶしていきます。5. 鶏肉をフライパンに並べて多めの油で焼いていきます。6. こんがり茶色くなったらキッチンペーパーで油をしっかりきったら出来上がりです。鶏肉は、ビニール袋で揉むとしっかり味が全体に染み渡ります。上下しながらしっかり揉みましょう。そのまましばらく放置しておくと、しっかり味が付きます。米粉を使うことで、グルテンの使用を避けることができます。多めの油で焼いてあげればサクサクした食感になり、米粉のもちっとした仕上がりも楽しめます。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
2014年08月07日産まれたての赤ちゃんの腸は、母乳しか受け付けられないような状態です。わかりやすく言えば、腸には穴がたくさん空いていて、ざるのような状態になっています。この腸が段々発達して、個人差はあるものの、3歳くらいには完成されるといいます。その発達段階で、腸の様子に注意しながら母乳から離乳食へと切り替え、3歳までには完全食になるのが腸の発達に合わせた離乳食の進め方になります。それは、歯を見てその発達を知ることができます。歯も3歳までには全て生え揃うのです。最初の歯は中切歯といって、上下2本ずつでできています。これが萌えれば『噛む』ということができるようになります。そうするとお米を噛んで飲み込むことができるようになるのです。その隣の側切歯が生えた後には犬歯が生えてきます。これが生えてきたら動物性のタンパク質も少しずつ始めていきましょう。今回は、鶏肉やささみを上手に使って野菜も一緒に食べさせられるハンバーグレシピです。■簡単!とりバーグ レシピ<材料>(子ども用10個程度)☆鶏肉ミンチ 200g☆人参 小さめ1本☆玉ねぎ 半個☆片栗粉 適量☆塩 少々☆胡椒 少々☆ココナッツオイル 適量☆ケチャップ お好み1. 人参と玉ねぎはみじん切りにします。2. ボールにみじん切りした人参と玉ねぎと鶏ひき肉をいれて混ぜます。3. つなぎに片栗粉を入れます。固さを調節しながら少しずつ入れ、ボールの中で写真のような塊になったらOKです。4. 塩胡椒を少々入れて手でしっかり混ぜます。5. フライパンにココナッツオイルをしき、子どもサイズにハンバーグ状にした材料を並べていきます。6. 少し焦げ目がつくぐらいでひっくり返ししっかり火が通ったらできあがりです。7. ケチャップはお好みでどうぞ。ポイントは、手で混ぜる時に指の間をすり抜けるようにして材料をぐちゃぐちゃに遠慮なく混ぜることです。そうすることで片栗粉とお肉がしっかり混ざって繋ぎもしっかりします。ココナッツオイルは、子どもの腸に負担の無い飽和脂肪酸です。人間にとって必要な油である飽和脂肪酸ですが、ココナッツオイルは融点が低く、お腹の中でもサラサラの溶けた状態で消化できる油です。味も、子どもが好きな味に仕上がるのでオススメです。
2014年08月06日野菜が大好きで、パクパク野菜を食べるという子どもはそうはいません。子どもの野菜嫌いに悩んでいるお母さんは少なくありませんが、ゆっくり上手に野菜が好きになるようなレシピを随時ご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。ポタージュスープは、体力低下、体調不良の時などにはもってこいなメニューです。手間はかかりますが、野菜の栄養素をしっかり摂らせることができるのでオススメです。何でも野菜といっても、何でもかんでも入れてしまえば良いというものではありません。野菜にも相性というものがあります。間違った組み合わせをしてしまうと子どもどころか大人も食べられないような味になってしまうので要注意です。今回は、子どもも大人も大好きな黄金の組み合わせをご紹介します。■何でも野菜のポタージュスープ レシピ<材料>(6人分)☆パプリカ 1個☆人参 1本☆サツマイモ 1本☆玉ねぎ 1個☆塩 少々☆胡椒 少々☆ブイヨン 1本(化学調味料無添加のもの)☆豆乳 適量☆水 適量<何でも野菜のポタージュスープ レシピ>1. パプリカと人参、サツマイモ、玉ねぎを適当に切ります。2. 圧力鍋に切った野菜を入れて、野菜が浸るくらいの水を入れて蓋をします。3. 強火で沸騰させ、弱火にしてから圧を5分かけて火を止めます。4. 圧力鍋を指でさわれるくらいまで自然にさまします。5. 冷ました野菜をミキサーにかけます。6. ミックスされた野菜を再び鍋に入れて火をかけます。7. 塩と胡椒で味をつけて、ブイヨンを入れてさらに煮込みます。8. 味が整ったら豆乳をお好みで入れてサラッとしたスープになったら完成です。パプリカと人参は相性が抜群です。そこへ甘み成分の玉ねぎやサツマイモを加えると、子どものための黄金レシピの完成となります。食欲がなくても、これを少し飲んでおけば、ビタミンやフィトケミカル(食物繊維)を摂ることができるので、免疫力アップに期待できますね。圧力鍋があると時短調理できます。私は、電子レンジは使わないようにしています。せっかくの野菜の栄養素が壊れてしまう可能性があるからです。(原文:『Do You Microwave Your Food? You're Zapping Away Nutrients and Risking Youe Health』by Joseph Mercola with Rachael Droege出典: Mercola.com )
2014年08月05日子どもの腸は3歳までにゆっくりゆっくり発達していきます。この発達の様子を伺いながらゆっくり離乳食を進めていくのが、アトピーやアレルギーを引き起こさないコツです。無理に早く進めてしまうと腸に負担がかかり、アトピーやアレルギーの原因となってしまうので食べるものには注意が必要です。調味料は、化学物質が入っているものもたくさんありますので、アミノ酸等の化学調味料はできるだけ与えないようにしましょう。子どもにとって優しくお腹に負担をかけない調味料の代表が醤油です。発酵食品でもあり、お腹の善玉菌を増やしてくれる優秀な調味料です。おふくろの味でもある醤油味を上手に使った和食の丼ものレシピをご紹介します。■大根そぼろ丼 レシピ<材料>(4人分)☆大根 大1/4☆大根の葉 2/1束☆インゲン 6本☆鶏ひき肉 200g☆醤油 大3☆アガペシロップ 大2 大丈夫かな?☆ごま油 適量☆ご飯 お好み<作り方>1. 大根は1cm角のブロック型に切ります。2. 大根の葉は根本を中心に5mm程度に切っていきます。3. インゲンも5mm程度に切っていきます。4. フライパンにごま油をしき、切った野菜を炒めます。5. 火がある程度通ったら鶏ひき肉を入れてさらに炒めます。6. 醤油を全体にかかるように入れます。7. シロップも全体にかかるように入れます。8. 大根が透明になり少し茶色くなってきたら火を止めて少し置きます。9. 炊きたてのご飯にかけて、お弁当箱で丼を作って、完成です。醤油を使う料理はたくさんあります。和食の基本調味料として醤油を使った料理を離乳食では多く取り入れたいですね。発酵食品でお腹の善玉菌を増やしてくれるので、風邪を引いている時や体調が悪い時にはこういった和物のご飯でお腹の負担を考えた食事をしましょう。このレシピは醤油とシロップが抜群の相性で、食欲があまり無くてもご飯が進む美味しさです。
2014年08月04日子どもが大好きなフライドポテトですが、市販のものに関しては、油に注意しなければなりません。既に酸化した油で揚げてある可能性が高い上、ものによってはショートニングが使ってあるものもありますので、身体に人工的な油もしくは酸化した油を大量に摂り入れることになります。油は、細胞膜と脳を作るという子どもが発達していく段階でとても大きな役割を担っています。発達途中の子どもに、どんな油を摂らせるのかというのは、非常に大事なことなのです。更に、市販のフライドポテトは、ジャガイモが使用してあります。ジャガイモは糖質に変わってしまうので摂り過ぎには注意が必要です。とはいえ、あのサクサクした直感は癖になってしまいますよね。そこで今回は、サツマイモを使用したヘルシーなフライドポテトのレシピのご紹介です。■子どもも安心 ヘルシーなフライドスイートポテト レシピ<材料>(4人分くらい)☆サツマイモ 大1本☆水 適量☆塩 少々☆ココナッツオイル 適量1、サツマイモは皮をむき(有機栽培のものであれば皮をむく必要はない)、子どもが持ちやすいスティック状にカットする。2、ボールに水を入れて、少し水にさらす。3、フライパンにココナッツオイルを多めにしいて少し加熱しておく。4、水をしっかりきったサツマイモをフライパンへ並べる。5、少し焦げ目が付くぐらいに箸で転がしながら焼いていく。6、焼き上がったらキッチンペーパーで油を切る。7、塩を少しふりかけて出来上がり。サツマイモには食物繊維がたくさん入っています。ビタミンも豊富で、ジャガイモよりも栄養価は高いので子どもにはジャガイモよりはサツマイモを多く摂らせて腸の完成を助けてあげたいですね。子どもの腸は3歳程度で完成されます。(個人差あり)腸の発達を助けるために、食物繊維は大活躍。生野菜は難しいので、サツマイモで食物繊維を多く摂りましょう。サツマイモは甘みが強いので、ココナッツオイルとの相性は抜群です。更に塩を少しかけることで、優秀な味付けになるでしょう。
2014年08月03日蒸し暑い日が続き、ただでさえ日々の育児で毎日ヘトヘトなのにこの状況に『暑い』が加わるとそれが『ダルい』となり『面倒くさい』となっていきますよね。そして、『キッチンに立ちたくない』『手軽に済ませたい』となってしまうことって多いのではないでしょうか?しかし、お惣菜やデリバリーで済ましたりしない限り、キッチンに立たないということは無理な話ですよね。そんな時、わが家でも登場率の高いのが今回ご紹介する簡単に作れて夏バテにも効果的な「冷製パスタ」です。<材料>(2人分)・パスタ…160g(今回は細麺のカペリーニを使いましたが、普通のスパゲッテーニはもちろん素麺やうどんでも可)・オクラ…1パック・納豆…1パック(子どもの年齢によっては小粒かひき割りが良い)・トマト…小サイズ1個・ツナ缶…1缶・かつお節…適量☆万能タレ・しょうゆ・オイスターソース・ごま油※上記を1:1:1の割合で混ぜる<作り方>1、オクラは熱湯に30秒ほど湯通しして、スライスする。2、トマトを1cmほどの角切りにします。3、ツナ缶は水分(または油分)をしっかりときり、ほぐしておく4、パスタを茹でる(表示されている時間より1分短くゆでるのがポイント)5、茹であがったパスタは水気をしっかりきり、軽くオリーブオイルをかけ、全体を混ぜ合わせておく(麺がくっつくのを防ぐため)6、パスタを器に盛り、下ごしらえした具材を乗せ、最後にかつお節をふりかける7、☆の万能タレをまわしかけ、できあがり。全体をかきまぜ、タレは具材を麺にからませながら量はお好みで調整してください。今回は細麺パスタであるカペリーニを使用してつくりましたが、素麺や冷やしうどんでも美味しくいただけると思います。パスタ以外の麺を使用する場合は、作り方5の行程は省いても大丈夫です。上に乗せる具材は、この他にもアボガドや山芋、きゅうり、みょうが、大葉なども相性が良いですが、最低1品はネバネバした触感のものを入れるとより美味しさが増すと思います。ネバネバ効果で夏バテ解消! ぜひお試しください。
2014年07月29日中華の王道、麻婆豆腐(マーボー豆腐)ですが、子どもには食べられるような辛さではありませんよね。しかも、肉と豆腐を入れただけの大人が食べるものだと思い込んでいませんか?麻婆豆腐の素もありますが、化学調味料が入っているので、気にされる方は簡単ですので、自分で作ってみてはいかがでしょうか? 今回は、子どもも喜ぶ味付けで、大人もしっかり食べられる、簡単に作れる麻婆豆腐のレシピをご紹介します。■子供でも食べられる麻婆豆腐のレシピ<材料>(大人4人分)☆人参 1本☆いんげん 5~7本☆玉ねぎ 1個☆木綿豆腐 1丁☆鶏ひき肉 200g☆生姜 1/4☆にんにく 1掛☆味噌 大2☆醤油 大3☆黒糖 大1☆ごま油 少々☆水 適量☆片栗粉 適量<作り方>1)いんげんは1cmくらいの大きさに切ります。2)人参と玉ねぎは、子どもが食べやすい大きさに切ります。3)中華鍋にごま油を少々敷きます。4)切ったお野菜を入れて混ぜ合わせ、鶏ひき肉を入れて炒めます。5)木綿豆腐を切りながら入れて混ぜ合わせます。6)にんにくと生姜を擦り下ろしながら入れていきます。7)全体が混ざったら、水を材料がひたるくらいに入れて煮込みます。8)ある程度に込んだら、醤油と味噌を入れて味をつけます。9)最後に水とき片栗粉をいれてとろみをつけたら完成です。にんにくや生姜は、身体を温めて体力をつけてくれる食材なので、しっかりと入れましょう。両方をたくさん入れることで中華の味になりますし、中華の素などは必要ないくらいしっかり味がつきます。野菜もしっかり入れるので無理なく美味しく野菜も食べられます。大人は物足りないようなら後からラー油をかけて辛みを足すのもオススメです。残った麻婆豆腐は、次の日に、マーボー丼にしたり、ご飯と卵と炒めるとチャーハンになって美味しいので変化させて頂くのもオススメです!
2014年07月23日お魚を食べていますか?日本人は昔から米や野菜を育てて魚を捕って食べていた人種です。肉食や欧米食が主流になりつつある現代、なんとなく子どもたちの食事も和食とかけ離れたものになってしまいがちではありませんか?子どもがどうやったら魚を美味しく食べてくれるかが課題です、というお母さんもいます。特に、青魚にはDHAやDPAという、オメガ3と言って良質な油であるフィッシュオイルが含まれています。積極的に青魚を取り入れて海の恵みを頂きましょう。アジフライというと、パン粉や小麦をつけて油で揚げるというイメージですが、パンや小麦に入っているグルテンは、子どもの腸には負担になってしまいます。また、大量の油は腸へ負担となりますし、その油が良質でなければ血液にも影響してくるので注意が必要です。今回は、少しの油でもカリッと揚げるヘルシーなアジフライのレシピをご紹介します。■「揚げないヘルシーアジフライ」のレシピ<材料(8枚)>☆アジ開き 8枚☆醤油 大3☆酒 大1☆黒糖 大1☆生姜 少々☆片栗粉 適量☆ごま油 適量<作り方>1)ボールに醤油、酒、黒糖と生姜を少し刷って入れ、混ぜ合わせます。2)アジは開きにして固い骨を取り除きます。3)調味料が入ったボールにアジをつけこみ、1時間くらい放置します。4)しっかり味が染み、アジの肉が茶色っぽくなったら片栗粉をまぶしていきます。5)フライパンにごま油を多めに敷きます。6)片栗粉が付いたアジを焼くように揚げていきます。7)両面をひっくり返しながら焼いていきます。8)キッチンペーパーで油をサッと取って出来上がりです。少しカリッとさせたい場合は、アジが浸らない程度に油を少し多めに入れて焼いていくと、サクッとした食感が出るでしょう。生姜を入れることで魚の臭みが消え、黒糖を入れるので甘みも出て食べやすい味じなるのでオススメです。
2014年07月22日スイートポテト。その名の通り甘みが強いわりに糖分は少なく、食物繊維が多いことで知られるサツマイモ。ジャガイモよりも栄養価は高く、子どもの腸に負担となりにくいことでも知られている食材です。更に、食物繊維が胃腸の発達を助け、便秘や下痢などの腸トラブルにも効果的な食材で美容にもよいと言われるサツマイモ。一方、『毎日の リンゴ1個で 医者いらず』とまで言われるくらい栄養価の高いくだものリンゴ。北の国で作られるため、身体を温める作用もあり、更に甘くて子どもにも大人気な果物の代表格でもあります。そんな2つの食材が絶妙にマッチした甘くて美味しく、身体に優しい離乳食にもつかえて、大人もおいしくいただけるレシピのご紹介です。■サツマイモとリンゴの甘煮レシピ<材料(4人分)>☆サツマイモ 大1本☆リンゴ 1個☆ココナッツオイル 大1☆塩 ひとつまみ☆黒糖 大1強☆水 大3<作り方>1)サツマイモは1cmくらいに切り、子どもの口のサイズに合わせて更に切ります。2)リンゴは薄切りにします。3)鍋にココナッツオイルを入れてサツマイモを炒めます。4)サツマイモの黄色が濃くなってきたらリンゴを入れて軽く混ぜ合わせます。5)黒糖を全体にまぶすように入れて、更に塩を入れます。6)水を入れて蓋をし、弱火でじっくり煮詰めていきます。7)リンゴが透明になったら出来上がりです。子どもの腸は、個人差はあるものの3歳くらいで完成します。それまでに何を入れて、何を入れるべきでないか、しっかり考えて離乳食を進めていきましょう。このレシピは、1歳~1歳半くらいから食べられる優しいレシピです。大人でも箸が進む1品で、オヤツ感覚でも食べられますし、水分量が少ないためお弁当にも最適です。ココナッツオイルは、バターの代わりと考えてください。香ばしい味になり、子どもには好かれる味です。融点が低いためお腹の中でもサラッとしていて消化を助ける働きもありますのでオススメです。
2014年07月21日2歳を過ぎると子どもの腸はずいぶん発達していて、タンパク質も上手に消化できるようになってきます。もちろん個人差はありますが、子どもの歯の生え方を見ているとよくわかってきます。1番奥の歯が最後にはえてくるのですが、それ意外の歯が揃っていれば、ある程度のタンパク質を分解できると見てよいと考えます。子どもに摂らせたいタンパク質を上手に食事に取り入れて、子どもが食べやすい味にしてあげることが大切です。もちろんなんでも摂り過ぎは良くありませんので分量や素材に注意して食材を選ぶことが大切です。ささみは、鶏肉の中でも脂肪が少なくタンパク質を多く含んでいてヘルシー料理などで使われる優秀食材。お野菜と乳製品で美味しく可愛く作ってみましょう。■人参チーズのささみ巻きのレシピ<材料(15個分)>☆ささみ 2パック程度☆醤油 大さじ3☆酒 大さじ2☆黒糖シロップ 大さじ1☆人参 1/2本☆とろけるチーズ 適量☆片栗粉 適量☆ココナッツオイル 適量<作り方>1)ささみは、縦に切り身を入れて平らに広げます。2)ボールに醤油、酒、黒糖シロップを入れて混ぜ合わせささみを漬け込みます。3)人参は1cm角にして3~4cmの長さに切り、軽くゆでておきます。4)味がしみこんだささみに人参とチーズを入れて巻きます。5)巻いたささみを片栗粉にまぶしていきます。6)ココナッツオイルを多めに敷いたフライパンでゆっくり焼いていきます。フライパンに並べる時、ささみのつなぎ目から焼くと巻きがとれずに奇麗に焼く事ができます。ココナッツオイルの風味で香ばしく、子どもが好きな味に仕上がります。注意事項:人参をゆでる時に電子レンジをできるだけ使わないということです。電子レンジで人参を温めると人参に含まれる栄養素が分解されてから温められるので栄養が半減します。電子レンジは外部からの熱によって加熱するのではなく、マイクロ波という電磁波によって直接内部の水分子を振動させ、摩擦熱により加熱することから、使い方に注意しなければいけない点があります。(京都府ホームページより抜粋)特に野菜などは電子レンジではなくお湯で温めるようにしましょう。
2014年07月20日