「背中エクササイズ」がお腹痩せに有効な理由一見関係無さそうな背中へのエクササイズが、なぜお腹痩せに有効と言えるのでしょうか。その理由については、背中の筋肉が弱くなるとどうなるかを考えると見えてきます。背中の主要な筋肉の一つに、「脊柱起立筋」という筋肉があります。これは脊柱(背骨)に沿って走行している筋肉で、多くの人が「背筋」と呼んでいる筋肉です。脊柱起立筋はその名の通り、脊柱を起立させる(起こす)働きを持ちます。そのため脊柱起立筋が弱くなると、脊柱をまっすぐに保てなくなるため背中が丸まってしまい、「猫背」になります。すると胸骨、肋骨、胸椎から成り、肺や心臓を取り囲んでいる「胸郭」という組織が下制し、それに伴い内臓の位置も下がります。そうなると骨盤が開きっぱなしとなり、下腹部がポコッと出た「ポッコリお腹」を引き起こすと言われています。このようなことから、脊柱起立筋を中心とした背中の筋肉を強化することで、「ポッコリお腹」をもたらす猫背の姿勢を改善させることができるので、背中へのエクササイズもお腹痩せに有効と言えるのです。出典:byBirthお腹痩せにも有効な「背中エクササイズ」それでは具体的に、どんな背中へのエクササイズがお腹痩せに有効なのかお伝えしていきましょう。背中の筋肉には、先程お伝えした「脊柱起立筋」と「広背筋」の他に、「僧帽筋」「菱形筋」などといったたくさんの筋肉が存在します。そうすると「たくさんのエクササイズを行う必要があるのでは…」と思ってしまうかもしれませんが、ご安心ください!たった2つのエクササイズだけで背中全体の筋肉に刺激を与えることができ、お腹痩せ効果につなげることができます!(1)背中全体の筋肉を刺激する「ベントオーバー・ローイング」出典:byBirthウエイトを両手に持って立ち、足幅は腰幅程度に合わせます。そこから、上体をなるべく床と向き合うまで前傾させます。このとき、両膝を軽く曲げても構いません。ちょうど横から見ると、ひらがなの「て」の字を描くようなイメージです。手のひらを正面に向けて、両腕は真下に下ろします(写真左)。息を吸いながら、わき腹に触れるところまでウエイトを引き上げていき、そこから更に胸を前に突き出すようにして1秒程度静止します(写真右)。息を吐きながら抵抗を受け止めるように、ゆっくりと両腕を下ろしていきます。10回を1分間の休憩を入れながら、3~5セット行ってみましょう。ウエイトは10回反復可能なダンベルを使用します。ダンベルがない場合は、水を入れた500mlのペットボトルでも構いません。体勢を維持することで脊柱起立筋が使われ、ウエイトを引き付ける動作で広背筋が、更に胸を突き出すようにすることで僧帽筋中部線維といった肩甲骨内転筋群が使われるようになり、背中全体の筋肉に刺激を与えることができます!「お腹痩せ」につなげるポイントこのエクササイズでお腹痩せ効果につなげるポイントは、背中をまっすぐにすることです。そうすることで腹筋の深層部にあり、腹圧を高める働きをする「腹横筋」も動員されるようになるからです。「ベントオーバー・ローイング」でよくある間違いこのエクササイズでよくある間違いが、「背中をまっすぐにする」ところを背中を反らしてしまっていることです。出典:byBirth上の写真のように背中を反らしてしまうと、お腹(腹横筋)の力が抜けてしまった状態であるため、お腹痩せ効果につながりにくいと言えます。むしろ腰が反ってしまった状態でエクササイズを続けてしまうと、骨盤の前傾を益々強めてしまい、お腹痩せどころかポッコリお腹を引き起こしやすくなってしまいます。更に、腰への負担が大きくなるため、腰痛を起こす可能性も高くなってしまいます。それでは「背中をまっすぐにする」とはどういうことなのでしょうか。「背中をまっすぐにした状態」というのは、下の写真のような耳、肩、股関節を結ぶラインが一直線になっている状態を言います。背中をまっすぐにするには、お尻を後ろに突き出して、股関節を軸に上体を前に倒すようにします。出典:byBirth(2)猫背解消に効く「肩甲骨内転筋群エクササイズ」出典:byBirthうつ伏せになって両腕を肩のライン上に伸ばし、親指側を天井に向けるようにします。そうすることで肩への負担を少なくすることができる上、肩甲骨を内側に引き寄せやすくなります。胸を床から離した体勢を作り、その体勢のまま、息を吸いながら肩甲骨を内側に引き寄せる動きで両腕を上げて1~3秒間静止し(写真上)、息を吐きながら両腕を床スレスレまで下ろす動作(写真下)を繰り返します。15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行いましょう。僧帽筋中部線維など肩甲骨内転筋群を強化することができ、猫背解消効果が得られます。「お腹痩せ」につなげるポイントこのエクササイズのポイントは、肩甲骨を内側にしっかり寄せることです。そうすることで猫背を改善させることができ、お腹痩せ効果につなげることができます。そのため腕の動きではなく、あくまで肩甲骨の動きで腕を上げるようにしましょう。「肩甲骨内転筋群エクササイズ」でよくある間違いよくある間違いとして、「上体を起こし過ぎてしまっていること」が挙げられます。上体を起こし過ぎてしまうと、肩甲骨内側の筋肉(内転筋群)ではなく腰部の筋肉に効いてしまうことになります。そうなると腰の反りと骨盤の前傾が強くなってしまい、やはりお腹痩せどころかポッコリお腹を引き起こしやすくなってしまいます。また、腰への負担が大きくなるため、腰を痛めてしまう可能性も高くなってしまいます。そのため、ミゾオチから上の部分を起こすようにしましょう。「背中エクササイズ」も組み入れることで「お腹痩せ効果」が加速!出典:byBirthいかがでしょうか。背中へのエクササイズがお腹痩せにも有効な理由と、お腹痩せにつなげるために心がけるべき点についてご理解いただけましたでしょうか。ここでポイントをまとめておきましょう。脊柱起立筋を中心とした背中の筋肉を強化することで、猫背の姿勢を改善させることができるので、お腹痩せに有効と言える背中全体の筋肉を刺激する「ベントオーバー・ローイング」は、背中をまっすぐにして行うこと猫背解消に効果的な「肩甲骨内転筋群エクササイズ」は、ミゾオチから上の部分を起こすようにして、肩甲骨を内側にしっかり寄せることでお腹痩せにつなげることができる背中へのエクササイズも組み入れることで、お腹痩せ効果を加速させることができると言えます!早速今から実践してみてくださいね!
2020年12月08日秋冬になると秋刀魚や松茸、さつまいも、栗などの美味しい食材が増え、食欲も高まり、気づいたら年末やお正月でどんどん体が重く感じる、お腹周りがぽっこりして、体のシルエットが丸くなったような気がする…なんてことも。「美味しいご飯は我慢したくない!だけど、ぽっこりお腹やメリハリのないお腹周りは阻止したい!」という方のために、ぽっこりお腹を予防する自宅でできるストレッチ法と脂肪燃焼サポートアイテムについて、エステティシャンである筆者が紹介します。お腹周りの脂肪やたるみを引き締めたい!自宅でできるストレッチエクササイズ普段、手先や足先は動かしていたとしても、太ももやお尻、お腹周りの太い筋肉をしっかり使っているでしょうか?体の中心にある太い筋肉を動かすことで、全身の代謝が上がりやすく脂肪が燃焼しやすくなるので、大股気味で歩き、太ももやお尻の筋肉を動かすように意識したり、姿勢をまっすぐ伸ばし、背筋や腹筋を意識するようにすること、食事の栄養バランスを見直してみたり、必要以上に間食をしていないか注意するのもポイントです。お腹周りのぽっこり感が気になる、お腹の引き締まり感がないと感じる方に、自宅でできるストレッチ法についてご紹介します。出典:byBirth(1)椅子に浅く腰をかけ、背をまっすぐ伸ばして座り、足を肩幅に開き、腕をまっすぐ伸ばして頭の上で手を組みます。下腹をグッと引き締めて、ゆっくり息を吐きながら体を右に倒して5秒キープします。(2)逆側も同じように、下腹をグッと引き締めて、ゆっくり息を吐きながら体を左に倒して5秒キープします。(1)(2)を交互に5セット繰り返しましょう。脇腹の奥にある筋肉や背中の筋肉が伸びて、ウエストのくびれラインに効果的です。出典:byBirth(3)椅子の背もたれと向かい合わせになるように座り、足をまっすぐ置きます。背もたれに右手を置き、下腹をグッと引き締めて、ゆっくり息を吐きながら、体を左にひねり10秒キープします。この時のポイントは、みぞおちから体をねじることと、デコルテを開き、左手も外側に開きます。(4)逆側も同じように、背もたれに左手を置き、下腹をグッと引き締めて、ゆっくり息を吐きながら、体を右にひねり10秒キープします。同じように、みぞおちから体をねじり、デコルテを開いて右手も外側に開きます。(3)(4)を交互に2セット繰り返します。出典:byBirth(5)仰向けに寝転び、両ひざを立て、両腕でひざを抱えてゆっくり息を吐きながら胸に引き寄せます。出典:byBirth同時に頭を持ち上げて、腹筋がプルプルとする場所で5秒キープし、10セット繰り返します。朝起きた時やお風呂上がりなどの時間にストレッチを取り入れて、お腹周りの筋肉を動かすように意識しましょう。エステティシャンおすすめ!お腹に脂肪を溜め込まないサポートアイテム2選「日々の食事で塩分や脂質、糖分を摂り過ぎているかも」「少しでも脂肪にならないようにしたい!」「お腹周りの内臓脂肪や皮下脂肪が気になるけど、美味しいご飯は我慢したくない」という方におすすめなのは、脂肪になって体内に溜め込む前に追い出すサポートをするアイテム。出典:byBirth一つ目は、黒しょうが(ブラックジンジャー)に含まれている「ポリメトキシフラボン」によって、日常活動時のエネルギー代謝において脂肪を消費、分解しやすい作用がある「スベルティ おなかの脂肪 ぱっくん 黒しょうが」。出典:byBirthしょうがといえば、体を温める、燃焼サポートをする食材としても有名ですよね。一食あたりや1日あたりの食事量が多すぎる、高カロリーなものを食べすぎるのは多少コントロールしたほうがいいですが、朝昼食のついでに3粒、夕食のついでに2粒など一日5粒を目安に水またはぬるま湯で飲んだあと、運動や日常生活を送ることで無理な食事制限はせず、食べたものを燃焼しやすく、余分な脂肪を減少させやすくする働きがあります。粒タイプなので、水やぬるま湯で飲むとほとんど味はしません。筆者は昼食と一緒に3粒、朝もしくは夕方のウォーキング前に2粒を飲んでいます。二つ目は、「日頃から野菜不足になりがち」「糖質や塩分、脂っこいものなどが多くなりがち」「外食やお酒を飲む前や翌日」におすすめなのは「ベジエ ベジバリア塩糖脂」。出典:byBirth野菜不足や栄養が偏ってしまうと、腸内環境が悪くなることはもちろん、余分な塩分がたまるとむくみ、糖や脂肪がたまると皮下脂肪や内臓脂肪となります。スピルリナをはじめ、桑の葉やブロッコリースプラウトなどの13種類の野菜粉末や鉄クロロフィリンのほか、体内に溜まった糖質や塩分、脂を分解させやすいウーロン茶ポリフェノールやキノコキトサン、体内に溜まった老廃物を体外に排出しやすいアクティブファイバーカリウムなどが含まれています。こちらも、粒タイプなので、水やぬるま湯で飲むとほとんど味はしません。筆者は、野菜不足になりがちなコンビニランチの時や、昼食と一緒に2粒、夕食時や飲み会や外食前に1粒と、一日3粒を目安に水またはぬるま湯で飲んでいます。むくみや太る原因となる塩、糖、脂を溜め込みにくく、排出させやすくするサポートをしてくれます。このように、美味しい食事や食べたいものを我慢したり、口ぐせがダイエットしなきゃ…にならないためには、日頃からストレッチやエクササイズ、適度な運動を取り入れることが大切です。同時に、日々の食事のついでに、食べたものを燃焼させやすくしたり、不要なものを溜め込み脂肪になるのを予防するサポートアイテムを併用し、太りにくい体を作ってみてはいかがですか?
2020年10月26日誰でも簡単にできる!壁を使ったチェック法それでは誰でも簡単にできるチェック法をご紹介しましょう。出典:byBirthまずは上の写真のように、壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして頭をつけて立ちます。次に、腰と壁の間にできた隙間に手を入れます。出典:byBirth写真Aのように指を折り曲げた、いわゆる「猫の手」が入れば正常なのですが、写真Bのように握りこぶしが入ってしまう場合は「ポッコリお腹予備群」です!今すぐに“ポッコリお腹対策”を始めましょう!「ポッコリお腹」が起こるメカニズムポッコリお腹を防ぐためには、それがどのようにして引き起こされるのかを把握しておく必要があります。そこでポッコリお腹がどのようにして引き起こされるのか、そのメカニズムについて触れておきたいと思います。ポッコリお腹の原因として「骨盤の開き」が考えられます。「骨盤が開いた状態」というのは、本来逆三角形のような形をした骨盤が、台形のような形になった状態を言います。つまり、坐骨や恥骨といった骨盤の下の部分が開いた状態です。すると内臓が下垂して下腹部がポコッと出た状態になります。これがポッコリお腹が起こるメカニズムです。出典:byBirth「腰の反り」と「骨盤の開き」の関係では、先程のチェックと「骨盤の開き」がどう関係するのでしょうか。先程のチェックで腰と壁の隙間に握りこぶしが入ってしまうということは、腰の反りが強く、それに伴って骨盤の前傾も強くなっていることが推測できます。骨盤の前傾が強いということは、腹筋の筋力が低下した状態です。また、腹筋の筋力が低下すると、腰の反りだけでなく骨盤の開きをももたらします。つまり、強い腰の反りと骨盤の開きは、どちらも腹筋の筋力低下によってもたらされた問題です。腹筋が弱くなると骨盤の前傾が強くなるだけでなく、開きっぱなしとなってしまい、ポッコリお腹になりやすくなると考えられます。「ポッコリお腹」を防ぐストレッチとエクササイズそれでは、ポッコリお腹にならないようにするために行っておきたいストレッチとエクササイズをご紹介していきましょう。先程お伝えしたように、腹筋が弱くなると骨盤が開きっぱなしとなり、ポッコリお腹になりやすくなると考えられます。そのためポッコリお腹を防ぐには、腹筋の筋力を強化するエクササイズが必要となります。しかし、いきなり腹筋力を高めようとエクササイズに取り組んでも、腹筋への効果は期待できないと言えます。なぜなら骨盤の前傾が強い状態のままだからです。骨盤が強く前傾したまま腹筋エクササイズを行っても、腹筋を十分に収縮させることができないため、十分な効果が得られないと言えるのです。そこで腹筋エクササイズを行う前に、強く前傾した骨盤をストレッチでリセットさせる必要があります。骨盤を前傾させている筋肉として、「腸腰筋」という筋肉が挙げられます。この筋肉は腰椎から骨盤をまたがって太もも付け根の骨に停止している筋肉です。そのためこの筋肉の緊張が強くなると腰椎が前に引っ張られて「腰の反り」が強くなり、それに伴い骨盤の前傾も強くなると言えるのです。そのため強く前傾した骨盤をリセットさせるストレッチとして、「腸腰筋への静的ストレッチ」を行います。また、エクササイズで腹筋に効かせるには、骨盤を後傾方向に動かす必要があります。そのため静的ストレッチで腸腰筋の緊張を緩めたら、次に「骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ」を行うようにします。ポッコリお腹を防ぐ2つのストレッチ(1)腸腰筋への静的ストレッチ出典:byBirth脚を前後に開き、前脚の膝を立てて後ろ脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。両手を前脚の膝の上に乗せて重心を上体の真下に落とし、骨盤を後傾させることで後ろ脚の太もも付け根にある腸腰筋がストレッチされます。左右それぞれ、太もも付け根部分が心地よく伸ばされていることを感じながら、20~30秒間伸ばし続けるようにしましょう。目線をお腹に向けることで、骨盤を後傾させやすくなります。ストレッチ中は、骨盤を正面に向けるようにしましょう。(2)骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせた体勢から腰を丸めることで骨盤を後傾させる動作を10回繰り返します。背中というよりは、腰を中心に動かしていくことが骨盤の動きを高めるコツです。動きはゆっくりと丁寧に行うようにし、腰を丸める動きを少しずつ大きくしていくようにしましょう。必ず骨盤を後傾させる動作で終わるようにしましょう。ポッコリお腹を防ぐエクササイズ強く前傾した骨盤をリセットさせた上で、骨盤の開きを改善させるために腹筋エクササイズを行います。しかし、「腹筋エクササイズ」と言っても色々なエクササイズがあり、どれを行えばよいのか判断に迷うところです。「骨盤の開きを改善させる」というねらいで腹筋エクササイズを行うのであれば、「リバースクランチ」というエクササイズがお勧めです。なぜならこのエクササイズは、骨盤の開きに大いに関与する腹直筋下部と内ももの筋肉である「股関節内転筋群」を同時に効かせることができるからです。出典:byBirth1. ヨガマットの上に仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げます。両手は体の横に「ハの字」に開き、手のひらを天井に向けるようにします。そうすることで骨盤を起こす際、手の反動が使えなくなります。出典:byBirth2. 息を吐きながら、下腹部を支点に骨盤を起こすようにして後傾させます。尾骨の上の、仙骨が床から離れるところまで起こし、息を吸いながら骨盤を下ろします。動作中は膝と足が離れないようにしましょう。15~20回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行いましょう。問題に悩む前に対処しておきましょう!出典:byBirth今回は「ポッコリお腹」に悩む前に、その予備群かどうかを知る方法と、予防法として有効なストレッチとエクササイズをご紹介しました。エクササイズとストレッチは、週3回は行うようにしたいものです。ポッコリお腹や下半身太り、垂れ尻など問題が現れてからエクササイズに励むケースが多いですが、問題が現れる前に対処しておくことが大切です。「今は大丈夫」と思っていても、既に問題が潜んでいる可能性があります。問題に悩む前に、今のうちに対処しておきましょう!
2020年09月22日引き締まり感のないお腹やぽっこりした下腹が気になる、ウエストのくびれが欲しいと思っていても、服を着れば隠れるし、見て見ぬふりをして放置していませんか?お腹周りの脂肪は、日頃の生活やちょっとした習慣を取り入れることで変化しやすい場所です。今回は、今からでも遅くない!10分でできるお腹マッサージ&ストレッチ法について、エステティシャンである筆者がお教えします。ぽっこりお腹・脂肪・たるみの原因って?(1)姿勢の歪みや骨盤の歪み立ち姿勢や座り姿勢が猫背気味や前傾姿勢になって、だらっとしていませんか?姿勢が悪くなると腹筋や背筋が低下し、お腹がぽっこり出たり、引き締まり感がなく、脂肪がついてたるみが目立ちやすくなります。片方に体重をかけて立つ、足を組むなども骨盤が歪みやすくなり、お腹や腰周りの筋力が低下し、内臓が支えきれず、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。日頃から立ち姿勢や座り姿勢の際は、骨盤を立てて下腹を引き締める意識をすること、疲れてきたなと感じる場合は体を動かしてストレッチするなどして、体の中心軸を整えましょう。(2)食べ過ぎ、燃焼量が追いついていない1食の食事量が多い、味付けが濃く、高カロリーなものをよく食べる、脂質や糖質が中心の食事メニューになっていませんか?食べたものを燃やす代謝量が低いのに、食事による摂取カロリーが高すぎると燃焼スピードが追いつかず、脂肪へと蓄積しやすくなります。味付けの濃いものや高カロリーなものに偏りすぎないように、野菜を中心とした栄養バランスのとれた食事メニューを心がけ、汁物、野菜、魚、お肉、お米の順番で食べるように意識しましょう。(3)運動不足による筋肉の低下運動不足によって筋力が低下すると、食べたものを燃焼するスピードが低下し、脂肪となりやすいことと、余分なスペースに脂肪が溜まりやすくなります。日頃から適度な運動やストレッチ、姿勢を心がけで腹筋、背筋など全身の筋力を落とさないようにし、食べたものを燃やせる代謝量をキープしておきましょう。(4)便秘や腸の動きが悪い3~4日お通じがないなど、便秘が続くと下腹がぽっこりします。便秘ぎみだと感じる場合は、食物繊維や水分が少なくないか生活習慣を見直し、こまめに水を飲んでトイレに行くようにしましょう。また、ヨーグルトやキムチ、納豆などの乳酸菌を摂り、腸内環境を活性化させる、マッサージやストレッチ、運動によって腸を動かすように意識しましょう。ぽっこりお腹や脂肪、たるみが気になる場合は、原因は一つではないこともあるので、お腹のどのような部分が気になるか、どこを強化したり改善すれば良いかを考え、日頃の姿勢を整える、筋力をつけて燃焼スピードをあげる、腸内環境を整えることを意識しましょう。10分で出来るお腹引き締めマッサージ&ストレッチ(1)ウエストラインから骨盤の内側に向かって、手のひらを密着させて少し圧をかけながらゆっくり10回流します。出典:byBirth(2)へそ横を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、腸を動かすように上半身を右に倒します。出典:byBirth逆側も同じように、へそ横を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、腸を動かすように上半身を左に倒します。左右交互に10回繰り返します。出典:byBirth(3)へその横を押さえたまま、上半身を前に倒し、起こすをゆっくり10回繰り返します。出典:byBirth(4)下腹部分を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、上半身を右に倒します。出典:byBirth逆側も同じように、下腹部分を人差し指~小指で押さえ、下腹をグッと引き締めます。骨盤は正面を向いたまま、上半身を左に倒します。出典:byBirth(5)下腹を押さえたまま、体を前に倒す、上体を起こすをゆっくり10回繰り返します。出典:byBirth(6)足を肩幅に開き、右手で左手首を持ち、ウエストをねじるようにひねり5秒キープします。逆側も同じように、左手で右手首を持ち、ウエストをねじるようにひねり5秒キープし、左右交互に10回繰り返します。出典:byBirth(7)壁にかかととをつけ、手は腰に置き、腹筋をグッと引き締めます。胸を開いて肩を少し下に下げて、鎖骨がまっすぐになるように意識して、その姿勢を20秒キープし5セット繰り返します。出典:byBirthぽっこりお腹やお腹の脂肪といっても、決して食べ過ぎで太っていることだけが原因ではありません。姿勢による骨盤の歪みによって、本来あるべき位置に内蔵がおさまっていない、食べ過ぎによって内臓周りに脂肪がついている、腹筋や背筋の低下によって燃焼できていない、引き締まり感がなくメリハリがないなどが考えられます。まずは、ぽっこりお腹になる原因を見つけ出し、休憩時間やお風呂上がりにマッサージやストレッチを取り入れて続けてみましょう。お腹の肉質や見た目は変化しやすい場所なので、今からでも遅くはありません。ぜひ参考にしてみてはいかがですか?
2020年09月02日「ポッコリお腹」と「下半身太り」の原因エクササイズをお伝えする前に、ポッコリお腹と下半身太りを引き起こす原因について触れておきましょう。この2つをもたらす原因として、「骨盤の開き」が考えられます。骨盤というのは本来、開いたり閉じたりを繰り返しているのですが、何らかの原因で開きっぱなしとなった状態です。骨盤が開いた状態になると、本来逆三角形をした骨盤が、台形のような形をした状態になります。具体的には、坐骨や恥骨といった骨盤の下の部分が開いた状態です。すると内臓が下垂して、下腹部がポコッと出た「ポッコリお腹」と呼ばれる状態になります。出典:byBirth更に、骨盤下部が開くと、股関節(大腿骨)も外に開いた状態となりやすくなるため、「O脚」になります。そうすると、血液やリンパの流れが妨げられるので、むくみやすくなり「下半身太り」へとつながると考えられます。以上のことから、ポッコリお腹と下半身太り解消には、開いた骨盤を改善するエクササイズが有効となります。「骨盤の開き」を改善し、お腹痩せと下半身痩せに導くエクササイズそれでは開いた骨盤を改善するには、どのようなエクササイズを行えばよいのでしょうか。骨盤下部が開いた状態というのは、恥骨と坐骨が外に向かって開いた状態なので、腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋から成る「腹筋群」と、内ももの筋肉である「股関節内転筋群」、そしてお尻の筋肉である「大殿筋」などといった筋力が弱くなっている状態と考えられます。そのため開いた骨盤を改善するには、腹筋群、股関節内転筋群、大殿筋を強化するエクササイズが有効と思われます。この3つの筋肉を一気に強化できるエクササイズがあります!それが「スタンディング・ドローイン」というエクササイズです。「骨盤の開き」を改善する「スタンディング・ドローイン」出典:byBirth立位の体勢から、左右のかかとをつけて、つま先をできるだけ大きく外に開きます(写真左)。左右の内ももを閉じたまま、肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、お腹を凹ませた状態を30秒間キープします(写真右)。合間に30秒~1分程度の休憩を入れながら、3セット行いましょう。ポイントこのエクササイズを効果的に行うために、押さえておきたいポイントが2つあります。1つは、つま先をできるだけ大きく外に開いた状態で内ももを閉じるようにすることです。そうすることで、股関節内転筋群だけでなく、大殿筋に効かせることができます。もう一つは、おへその辺りを大きく凹ませるようにすることです。それにより腹筋群の深層部にある腹横筋に効かせることができ、お腹痩せ効果を得ることができます。注意すべき点お腹を凹ませようとすると呼吸が止まりやすくなってしまいますが、エクササイズ中は呼吸が止まらないように注意しましょう。「スタンディング・ドローイン」でよくある問題とその改善策スタンディング・ドローインは、「立った状態で内ももを閉じてお腹を凹ませる」という至ってシンプルなエクササイズです。しかし、このエクササイズを指導していると、「内ももを閉じる動作がうまくできない…」という声や、「お腹をうまく凹ませることができない…」という声もよく耳にします。そこでここでは、この2つの問題に対する改善策をお伝えしておきましょう。内ももを閉じる動作がうまくできない場合の改善策下の写真のように、小さなゴム状のエクササイズボールやクッションなどを内ももにセットして、それを挟むようにしてエクササイズを行ってみましょう。出典:byBirth合わせて行っておきたい「股関節外転筋群への静的ストレッチ」「内ももを閉じる動作がうまくできない」ということは、言い換えれば内ももを閉じる動作が制限されているということです。そこで、内ももを閉じる動作(股関節内転動作)を制限している筋肉である股関節外転筋群へのストレッチも合わせて行うとよいでしょう。出典:byBirthストレッチする方の脚を後ろに引いて、反対側の脚とクロスさせます。反対側の手を骨盤側方に添えて、骨盤をストレッチする側へスライドさせる(写真赤矢印参照)ことで、骨盤外側から太もも外側に走行している股関節外転筋群がストレッチされます。左右それぞれ20~30秒間、心地よく伸ばされていることが感じられる強度でストレッチします。お腹をうまく凹ませられない場合の改善策下の写真のようにおへそを覆うように片手を当てて、その手からお腹を離していくようにお腹を凹ませてみましょう。するとお腹を凹ませることができ、腹横筋に効かせることができます。出典:byBirthお腹の筋肉に効かせるために行っておきたい「腸腰筋への静的ストレッチ」腹横筋を機能させるには、骨盤を後傾方向に動かす必要があります。お腹がうまく凹ませられないということは、骨盤の前傾が強く、腹横筋がうまく機能していないことが考えられます。そこで、骨盤の前傾を強めている腸腰筋の過度な緊張を、ストレッチで緩めておくとよいでしょう。出典:byBirth脚を前後に大きく開き、前脚の膝は立てて後ろ脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて骨盤を後傾させ、重心を上体の真下に下ろすことで、後ろ脚の太ももの付け根前面にある腸腰筋がストレッチされます。骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けることです。やはり左右それぞれ20~30秒間、後ろ脚の太もも付け根前面の部分が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で伸ばし続けましょう。「時間がない」という人にでも毎日続けられるエクササイズ!出典:byBirth今回はお腹と下半身を一気に引き締めることができる、スタンディング・ドローインというエクササイズをご紹介しました。このエクササイズは5分もあればできるものですので、「時間がない」という方でもスキマ時間に続けることができます!このエクササイズは毎日行うようにしてみましょう。合わせて全身の筋肉を刺激する筋トレを週2、3回行うようにすれば、2ヶ月ほどでお腹痩せと下半身痩せの効果が現れてくると思います。「お腹周りと太もも周りが気になる…」という方、早速今日から始めてみてください!
2020年08月12日なぜ太るの?!【お腹・お尻・太もも編】出典:byBirth太る理由は、その人のライフスタイルによって様々な原因が考えられます。当てはまることがあったら、ぜひ普段の生活で意識してみてください。1. 基礎代謝が低い基礎代謝は、生命を維持するために24時間常に働いている必要最低限のエネルギーをいいます。例えば体温を一定に保つことや呼吸、心臓が動くなどです。この基礎代謝が上がることで体温は上がり、血行が良くなります。同時にリンパの流れも良くなるため、老廃物が排出されてむくみを防止、脂肪を燃焼しやすくなります。新陳代謝も上がるので細胞を若々しく保つことができます。運動不足や、長時間のデスクワークなどで筋肉が凝り固まることで血の巡りが悪くなり、基礎代謝が低下する原因になります。太ももやふくらはぎが冷えることで脚はむくみ、それを放置することによって、やがて脂肪を蓄えることにもつながります。この基礎代謝を上げるためには、ヨガや筋トレなどで筋肉を動かすことが必要です。筋肉が伸び縮みして動くことによって、体温が上がり、脂肪を燃焼しやすく痩せやすい身体になります。2. 食べすぎによるもの1日に必要な摂取カロリーをオーバーしてしまうと、太る原因になります。その中で重要なのが、三大栄養素である「糖質」です。糖質は、炭水化物やチョコレート、菓子パンなどの甘いものを指します。この糖質を一気に摂取したり、過剰に摂取することで血糖値が急上昇し、脂肪を溜め込みやすくなります。しかし、摂取する量を守ることと、食べる順番を意識することでそれを防ぐことができます。血糖値が急上昇しないためには、ゆっくり食べること、また糖質の前に食物繊維などが含まれる野菜を摂ることがおすすめです。血糖値の上昇を緩やかにし、吸収のスピードを遅らせることができます。3. ストレスによるものストレスを感じて緊張状態にあることで交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れます。人は交感神経と副交感神経のバランスが保たれることで、心身ともに健康に過ごすことができます。しかし、交感神経ばかりが活発になることで血管は収縮し、冷えやむくみの原因に。他にも身体に様々な不調をきたします。自律神経と関係の深い胃腸にも影響が及ぶため、消化不良や便秘などを引き起こします。普段働いている臓器が、ストレスを感じることによって正常に働かなくなることにより、そこまでの量を食べていない人でも太りやすくなります。【 yoga 】で痩せる仕組み出典:byBirthヨガで大切にしているのが、「呼吸(プラーナーヤーマ)」です。深く息を吸ってゆっくりと吐く腹式呼吸でリラックスでき、副交感神経を優位にします。人は不安やイライラ、緊張を感じることで呼吸が浅くなりがちです。それは交感神経を優位にさせることにつながり、緊張状態が続くことで自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経と関係の深い胃腸は、そういったストレスを感じることで正常な消化・吸収ができず、便秘や下痢となって身体の不調を知らせます。内臓機能も低下するため、身体が重い、もやもやするなどといった身体への負担となって現れます。ヨガと同じような、ゆったりとした呼吸を普段から意識的に行うことで、心身共にリラックスでき、心のコントロールも可能にします。ヨガのポーズ(アーサナ)は、激しい運動に比べると比較的ゆったりと行うことができます。普段あまり動かさない凝り固まった筋肉を伸ばし、柔軟にすることで血行が良くなり、リンパの流れもスムーズに。老廃物が排出されて冷えやむくみを防止、脂肪を溜め込みにくい身体にします。また血行が良くなることで内臓機能も活性化され、基礎代謝が上がります。私たちの内臓は筋肉によって支えられ、正常な位置に保たれていますが、普段の運動不足などで筋肉が衰えると、内臓が下がりやすくなります。 内臓が下がると下っ腹が出たり、太りやすくなります。この内臓の位置を正しい位置に戻すということも、ヨガでは可能です。同時に身体の歪みを整えられ、可動域が広がり痩せやすい身体になります。【 yoga 】を実践!毎日5分続けてみようプランクポーズ(板のポーズ)【30秒~1分】出典:byBirth効果:体幹、手首、腕の強化四つん這いの姿勢から膝をマットから離し、頭から足の先まで一直線になります。手は肩の真下につきます。お腹に力を入れて、お尻が上がりすぎないようにしましょう。最初は30秒から始めて、徐々に1分間できるまでチャレンジしてみてください。トラのポーズ【左右30秒ずつ→1分】出典:byBirth効果:体幹、お腹、太もも四つん這いの姿勢から、左脚をゆっくりと上げます。右手を前に伸ばし、呼吸します。伸ばした腕と脚が一直線になるように、体幹を意識してバランスをとりましょう。反対側も行います。ハイランジ【左右30秒ずつ→1分】出典:byBirth効果:太もも、股関節・肩の柔軟性ダウンドッグのポーズから入ります。左脚を両手の間につき、脚でしっかり踏ん張って上体を起こします。両手を上で合わせ、骨盤を真っ直ぐに下ろすイメージで両足で身体を支えましょう。3~5呼吸し、両手をマットにつきます。左脚を後ろへひいてダウンドッグへ。反対も同様に行います。ラクダのポーズ【1分】出典:byBirth効果:姿勢・肩こり改善、便秘の改善マットの上に膝立ちになります。腰に手を当てながら上体をゆっくり反らせ、両手で足首を掴みます。目線は天井へ。腰が後ろにいかないように気をつけましょう。
2020年07月08日「腹筋エクササイズ」をしてもお腹痩せ効果が得られない理由「腹筋エクササイズをしているけれど、お腹痩せ効果を感じない…」。そんな声をよく耳にします。なぜお腹痩せ効果が感じられないのか、考えられる理由として、行っているエクササイズがお腹痩せ目的に適していない筋肉に効かせることができていないという2つのことが考えられます。1. 行っているエクササイズがお腹痩せ目的に適していないお腹痩せには「腹横筋」や「腹直筋下部」を刺激するエクササイズが必要です。なぜならこれらの筋肉が緩むと、下っ腹がポッコリと出る「ポッコリお腹」になりやすくなるからです。出典:byBirth腹横筋は文字通り腹部を横断し、腹腔内圧を高める働きをします。この筋肉が緩むとベルトが緩んだような状態となり、内臓が下垂したり脂肪が蓄積しやすくなったりするため、ポッコリお腹になりやすいと言われています。一方、腹直筋は一般的に「腹筋」と呼ばれているもので、腹部表面にあり縦に覆っています。この腹直筋の中でも特に下の部分は弱くなりやすく、この部分が弱くなると骨盤が開きやすくなるため、やはりポッコリお腹をもたらすと言えます。そのためお腹痩せ目的で腹筋エクササイズを行う場合は、腹横筋や腹直筋下部を刺激するエクササイズを選んで行うとよいでしょう。2. 筋肉に効かせることができていない腹横筋や腹直筋下部を刺激するエクササイズを行っているけれど、お腹痩せ効果が感じられない場合は、筋肉に効かせることができていないことが考えられます。筋肉に効かせることができていない場合、その原因としてエクササイズフォームが間違っているということが考えられます。筋肉に効かない場合のほとんどが、これに当てはまると言っても過言ではありません。そのためターゲットとする筋肉に効いていない場合は、まずはエクササイズフォームを見直してみましょう。出典:byBirth以上のことから、腹筋エクササイズでお腹痩せ効果に繋げるには、腹横筋、腹直筋下部を刺激するエクササイズを、適切なフォームで行うことがポイントとなります。それでは具体的にお腹痩せにはどのようなエクササイズを、どのように行えばよいのかお伝えしていきましょう!腹筋エクササイズの効果がグンとアップする!2つのストレッチエクササイズを行う前に、エクササイズ効果を高めるストレッチをご紹介しましょう。腹筋に効かせるには骨盤を後傾させることが前提条件ですが、骨盤後傾の動きが制限されてしまうと腹筋への効果がダウンしてしまいます。そこで腹筋エクササイズを行う前に、確実に腹筋に効かせることができるようにストレッチを行う必要があるのです。ストレッチは2つ行います。1つは「腸腰筋へのストレッチ」です。太もも付け根前面にある腸腰筋には「股関節を曲げる」という働きの他に、「骨盤を前傾させる」というそれもあります。そのため腸腰筋の緊張が強くなると骨盤の前傾が強くなり、後傾の動きが制限されてしまいます。そこでまずは、骨盤後傾の動きの制限因子となっている腸腰筋をストレッチでクリアにさせていきます。もう一つは「骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ」です。骨盤後傾の動きの制限因子をクリアさせても、骨盤後傾方向への動きは低下したままです。そのため、動的ストレッチで骨盤後傾方向への動きを高めていくようにします。(1)腸腰筋へのストレッチ出典:byBirth両脚を前後に開いて前脚の膝を立てて後ろ脚を伸ばし、立てた膝の上に両手を乗せます。重心を上体の真下に下ろして、骨盤を後傾させることで後ろ脚の腸腰筋がストレッチされます。心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、20~30秒間伸ばし続けましょう。ポイント腸腰筋へのストレッチ効果を高めるポイントは「骨盤」にあります。骨盤を後傾させ、更に正面に向けるようにしましょう。目線をお腹に向けることで、骨盤は後傾しやすくなります。注意すべき点反動や弾みをつけたりしないようにしましょう。(2)骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチ出典:byBirth四つん這いになり、腰を軽く反らせて骨盤を前傾させてから(写真上)、腰を丸めて骨盤を後傾させる動作(写真下)を10回繰り返します。ポイントゆっくりと、少しずつ骨盤を後傾させる動きを大きくしていくようにすることで、可動域を広げることができます。注意すべき点腰を反らせる際、強く反らさないようにしましょう。お腹痩せに効果大!手軽にできる「腹筋エクササイズ」お待たせしました!お腹痩せに効果的なエクササイズを2つご紹介しましょう。今回ご紹介するエクササイズも、トレーニングツール不要でおうちで手軽にできるものです!(1)腹横筋を強化し腹囲を縮める「ドローイン」出典:byBirth立位の体勢で左右のかかとをくっつけてつま先を外に開き、内ももを閉じるようにします(写真左)。肩甲骨を内側に寄せて胸を張り、一方の手をおへそに当て、その手から遠ざけるようにお腹を凹ませます(写真右)。※写真ではもう一方の手を腰に当てていますが、お腹部分を見やすくするためです。実際は身体の横に下ろして行います。お腹を凹ませた状態を30秒キープし、1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。ポイントおへそをできるだけ凹ませるようにすることで、お腹痩せ効果を高めることができます。注意すべき点呼吸を止めないようにしましょう。(2)下っ腹を引き締める「リバースクランチ」出典:byBirth仰向けになり、膝と股関節を90度に曲げて左右の膝と足をくっつけます。両手は手のひらを天井に向けて身体の横に「ハの字」に構えるか、頭の後ろに組みます。下腹部を軸に息を吐きながら骨盤を起こし、息を吸いながらゆっくり下ろしていきます。15~20回を1分程度の休憩を入れながら3セット行います。ポイント凹ませたい下っ腹を軸にして骨盤を起こすようにすると、下っ腹痩せに効果的です!動作中は、左右の膝と足が離れないようにしっかりとくっつけるようにしましょう。そうすることで内ももの筋肉である股関節内転筋群にも効かせることができ、ポッコリお腹の原因である骨盤の開きの改善に繋げることができるからです。注意すべき点骨盤を起こし過ぎないようにしましょう。起こし過ぎてしまうと下っ腹に効かなくなってしまうからです。お尻に「尾骨」という骨がありますが、尾骨が床から離れるところまで起こすようにします。理想のお腹周りを目指すために…前回ご紹介した肩甲骨エクササイズと合わせて、この2つの腹筋エクササイズを行えば確実にお腹痩せできます!エクササイズは毎日行いたいところですが、最低でも週3回は行うようにしてみましょう。理想のお腹周りを目指して、是非ご参考にしてください!
2020年06月07日肩甲骨を整えるとお腹痩せ効果に繋がる3つの理由一見関係なさそうな「肩甲骨」と「お腹痩せ」ですが、なぜ肩甲骨を整えるとお腹痩せに繋げることができると言えるのでしょうか?その理由として3つ挙げることができます。理由1:「ポッコリお腹」の原因となる「猫背」が改善されるから下っ腹がポコっと出る「ポッコリお腹」の原因の一つとして、猫背が挙げられます。猫背の姿勢になると、肺や心臓などを取り囲んでいる「胸郭」という組織が下に落ち込みます。すると内臓が下垂し骨盤が開きっぱなしになるため、「ポッコリお腹」を引き起こすと言われています。そこで肩甲骨を整えることでポッコリお腹の原因となっている猫背の姿勢を改善させることができ、お腹痩せに繋げることができると考えられます。理由2:腹筋エクササイズ効果がアップするからまた、猫背になると腹筋の力が入りにくい状態になるので、腹筋の筋力低下を招いてしまいます。腹筋が弱くなると、骨盤が開きポッコリお腹へと繋がります。この状態でいくら腹筋エクササイズを行っても腹筋がうまく使えない状態なので、エクササイズ効果も低いものとなってしまいます。そのため肩甲骨を整えて猫背の姿勢を改善すると、腹筋に力が入りやすい状態となり、エクササイズ効果がアップすると言えます。出典:byBirth理由3:脂肪燃焼効率がアップするから猫背の姿勢になると、骨盤が開いて腹筋の筋力が低下するだけではありません。脂肪燃焼効率もダウンしてしまいます。猫背の姿勢は胸郭が落ち込む上、狭くなります。そうなると取り込むことができる酸素の量が少なくなってしまうため、脂肪燃焼効率がダウンしてしまうのです。脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となります。そこで肩甲骨を整えて猫背を改善させることにより、胸郭が広がりたくさんの酸素を取り込めるようになるため、脂肪燃焼効率を高めることができます。以上の理由から、お腹痩せには肩甲骨を整えて猫背を改善することも必要と言えるのです。「肩甲骨エクササイズ」の効果を高めるために行っておきたい!簡単ストレッチ肩甲骨エクササイズをご紹介する前に、エクササイズ効果を高めるために「猫背改善ストレッチ」を行っておきましょう。このストレッチを行うことで胸椎の強い後弯をニュートラルに改善することができるので、猫背改善に有効です!このストレッチでは「テニスボール」を使いますが、誰でも簡単にできるものです!猫背改善ストレッチ出典:byBirthテニスボールを肩甲骨の間にセットして両膝を立てて仰向けになり、両腕は手のひらを天井に向けて身体の横に構えます。息を大きく吸いながら両腕を開くように、下から頭上に向かってゆっくりと大きく動かし(写真上)、息を大きく吐きながら両腕を閉じるように、頭上から下へゆっくりと大きく動かします(写真下)。これを3回繰り返すだけです!ストレッチ前後に床に仰向けになって寝てみることをお勧めします。するとストレッチ効果が実感できますよ!ポイントなるべく大きな円を描くイメージで、ゆっくりと動かしていくことです。猫背を改善してお腹痩せにも効くエクササイズそれでは猫背の姿勢を改善し、お腹痩せ効果に繋がる肩甲骨エクササイズをご紹介しましょう。猫背は、胸椎の後弯が強くなり肩甲骨が外に開いた状態になります。すると肩甲骨を内側に寄せる筋肉である肩甲骨内転筋群の筋力が低下した状態になります。そこで猫背改善エクササイズとして、「肩甲骨内転筋エクササイズ」を行います。肩甲骨内転筋エクササイズ出典:byBirthうつ伏せになり、両腕を肩のラインに伸ばし、親指側を天井に向けます(写真上)。胸を床から離し、その体勢をキープしたまま息を吸いながら肩甲骨を内側に寄せる動きで両腕を上げて3秒間キープし(写真下)、息を吐きながら上げた両腕を床スレスレまで下ろす動作を繰り返します。15~20回を、1分間の休憩を入れながら3セット行います。ポイントこのエクササイズのポイントは、親指を天井に向けることです。そうすることで肩への負担が少なくなる上、肩甲骨内転筋である僧帽筋に効かせることができます。注意すべき点注意すべき点として2つ挙げられます。1つは、腰を反らさないようにしましょう。腰を反らしてしまうと、肩甲骨内側の筋肉ではなく腰の筋肉に効いてしまうばかりか、腰への負担が大きくなってしまうからです。あくまでもエクササイズ中は、胸を床から離した体勢を崩さないようにします。もう一つはアゴを上げすぎてしまうと頚椎への負担が大きくなってしまうので、アゴを上げすぎないように注意しましょう。「肩甲骨エクササイズ」を効果のあるものにするためには…ご紹介した肩甲骨エクササイズは、最低でも週3回は行うようにしましょう。どんなに効果のあるエクササイズでも、やはり続けなければ効果は得られません!1回に費やすトレーニング時間は20分程度でもよいので、トレーニングを生活習慣の中に組み込むようにしましょう。続けていけば必ず効果は現れます!出典:byBirthまた、肩甲骨エクササイズは、腹筋エクササイズと合わせて行うことでお腹痩せ効果を確実なものにすることができます。お腹痩せに効果的な腹筋エクササイズについては、次回ご紹介しましょう!
2020年06月06日下腹の脂肪を落としたい! 世界中で、この悩みに共感する女性は実にたくさんいることでしょう。私のまわりにいる友人たちも年齢問わず、下腹についた脂肪に悩んでいる人がたくさんいます。やせている人、標準体形なのに下腹だけ出ている人、全身がっちり体系の人、それぞれに原因はありそうですが悩みは一緒。そこでなぜ下腹部に脂肪がつくのか原因を探ってみました。後半は、下腹をスッキリさせるエクササイズを紹介します。【監修】イシハラクリニック副院長 石原新菜 先生小学校は2年生までスイスで過ごし、その後、高校卒業まで静岡県伊東市で育つ。2000年4月帝京大学医学部に入学。2006年3月卒業、同大学病院で2年間の研修医を経て、現在父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書に、13万部を超えるベストセラーとなった『病気にならない蒸し生姜健康法』(アスコム健康BOOKS)をはじめ、『「体を温める」と子どもは病気にならない』(PHP研究所)等30冊を数える。■下腹がぽっこりしてくる原因脂肪の付き方を大きく2つのタイプに分けると、皮下脂肪型と内臓脂肪型に分類されます。前者は主に皮膚と筋肉の間に脂肪を蓄えるタイプ、後者は内臓のまわりに脂肪を蓄えるタイプです。ここでは両タイプに共通する下腹に脂肪がつく原因を紹介します。参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット 「皮下脂肪型肥満」 「内臓脂肪型肥満」 ▼下腹ぽっこりの原因1:姿勢が悪い・骨盤がゆがんでいる正しい姿勢を維持しているだけで、基礎代謝が上がり、エネルギー消費につながることは何となくわかりますよね。姿勢が悪いということは、腹筋や背筋がさぼっている状態。つまり正しく使われていない状態です。国内の計測器メーカーが行った呼気分析実験によると、姿勢によって酸素の摂取量が違うことがわかりました。例えば体重60kgの人が1日30分背筋を伸ばして座っただけで、1カ月で大福1個分のカロリー(約129kcal)が消費されるのです。同様に骨盤のゆがみもおなかぽっこりの原因になります。骨盤は内転筋群と外転筋群をつなぐ働きをしていますが、バランスよく動かすことによって効率よく筋肉を使うことができるからです。参考サイト:タニタの健康応援ネット からだカルテ 「オフィスでかっこよくキメると脂肪が燃える!?」 ▼下腹ぽっこりの原因2:便秘便秘も下腹部に脂肪がつく原因のひとつです。便秘の原因はさまざまにありますが、その中のひとつに、食習慣の乱れがあります。農林水産省「食事バランスガイド」によると、成人女性の理想的な副菜の摂取量は350g。そのうち便秘の解消に役立つ食物繊維の推奨摂取量は18gとなっています。パンやパスタなど、好きなものばかりを摂取していると栄養バランスが崩れて便秘になることにも触れています。便秘になると、おなかに便やガスがたまり、ますますポッコリ下腹が目立つことにもなるの注意したいですね。参考サイト:農林水産省 「食事バランスガイド」 ▼下腹ぽっこりの原因3:筋力低下筋力の低下も下腹に脂肪がつく原因のひとつです。おなかの筋力が低下すると、さまざまな問題が起こります。例えば、内臓下垂。これは骨盤を支える筋力が弱ることで、骨盤が開き、内臓が下腹に下がる状態です。内臓の動きも緩慢になるので、腸の動きが弱まり便秘になることも。腹直筋と腹斜筋が弱まると正しい姿勢の維持もできなくなります。▼痛みがある時は念のため病院へ内臓疾患が原因で下腹部がぽっこりしてくる場合もあります。私の友人の話ですが、自宅で英語の翻訳の仕事をしていた彼女。下腹が出てきたことを気にしていました。1日中座って仕事をしていることが多く、年末年始の飲み会が重なったタイミングもあり「食べ過ぎたかな?」とエクササイズをしていました。しかし、改善するどころかどんどんぽっこりに。そんなとき頻尿や下腹部痛がはじまり、婦人科へ行くと子宮筋腫がみつかりました。痛みがある場合は、自己判断せずにすぐに病院へ行くことをおすすめします。■下腹ぽっこりをスッキリさせるために見直すべき生活習慣とは?下腹の脂肪を減らし、スッキリしたおなかを手に入れるためには、極端なダイエットをしたり、過激な運動が必要と思う人もいることでしょう。しかし、激しい運動をしなくても、ちょっと食習慣を変えたり、運動を取り入れたりを1日のルーチンに取り込むことで、無理なく下腹部の脂肪を減らすことができます。▼見直したい生活習慣1:朝食のとり方食べないこと=下腹ぽっこり解消と思っている人もいるかもしれませんが、残念ながらそうとは限りません。食事をし、胃に食べ物を入れることで小腸は動きだします。小腸は食べ物を大腸へ送るためにぜん動運動を起こし、排便を促します。この小腸のぜん動運動が腸にたまった老廃物を排泄(はいせつ)させ、腸内を掃除する役割を果たしているのです。便秘になると消化されない糖分が脂肪として蓄積されることになります。便秘予防のためにも、規則正しい食生活と腹八分目を心がけましょう。脂肪分や糖分が多いものは、1日の活動でエネルギーを消費しやすい朝にとるほうがいいですが、昼と夜は少なめにする、空腹時間を長めにとるなどで調整しましょう。▼見直したい生活習慣2:運動のタイミングあまり知られていませんが、運動のタイミングでも効果が違ってきます。気をつけたいのが満腹時。食後は消化吸収のために消化器官に血流が集中するため、運動をすることで血液が分散されてしまい、消化不良などを起こすケースもあります。食後は1時間あいだをあけてから運動をしましょう。運動が効果的な時間帯は、夕食前後の時間帯です。夕食前の空腹時は、いちばん脂肪が燃焼しやすく、運動後の食事も消費しやすい傾向にあります。夕食後に運動する場合は、時間をあけてから行うようにすれば、食事の脂肪もたまりにくくなります。また、ストレッチなどの軽めの運動であれば就寝前も効果的です。就寝中に分泌される成長ホルモンが筋肉に程よい刺激を与えます。▼見直したい生活習慣3:昼食<夕食はNG1日の食事で夕食をいちばん豪華にしたい! これはぜひ改めてほしいポイントです。なぜなら、夕食後はゆったりとした時間を過ごすことが多く、寝るまでに消費するエネルギーが少ないからです。消費しきれなかったエネルギーはそのまま体に蓄積されるだけですから。下腹の脂肪を落とすことを目標とするのであれば、昼>夜の比重で食事をとることをおすすめします。参考サイト:人事院 「健康寿命を延ばすには」 ▼見直したい生活習慣4:睡眠はしっかりと寝不足が続くと、なんとなく食べ過ぎてしまう傾向がある、と思っている人いませんか。これは、気がする、だけではなかったことがわかっています。寝不足が食欲に影響を与えるという研究結果が出ているのです。十分に睡眠をとった日と寝不足気味の日にホルモンの分泌調査をした結果、食欲を増進するグレリンというホルモンの分泌が増え、レプチンという食欲を抑えるホルモンが減っていたのです。この結果から寝不足が食欲を増すことが証明されたのです。睡眠はしっかりとりたいものですね。参考サイト:厚生労働省 e-ヘルスネット 「睡眠と生活習慣病との深い関係」 ■下腹ぽっこりをスッキリさせる筋トレ方法筋トレはきつくてつらい! と思われがちですが、下腹の脂肪解消には筋トレは効果的です。あなたに合ったやり方をみつけ、毎日のルーチンに取り込むことができれば、長続きできることでしょう。▼筋トレ1:寝ながらできる筋トレ筋トレ初挑戦! という人向けの筋トレ入門編トレーニングを紹介します。まずは腸腰筋というインナーマッスルを目覚めさせることから始めましょう。腸腰筋とは骨盤の内側から大腿骨の根元につながる筋肉です。ここが衰えると姿勢が悪くなり、下腹がぽっこり出てくる原因になるといわれています。まずは下腹に手を当て、奥にある筋肉を意識してみましょう。そして、体幹であるインナーマッスルを鍛えるときに気をつけたいのが、こめる力です。強くなりすぎると外側にある筋肉が働き始めるので、半分以下の力、つまり弱い力を心がけます。【寝ながらできる筋トレ】1.仰向けに寝ます。2.背中を床に押し付けることを意識し、膝を曲げずに、息を吸いながら両足を45度くらいまで上げていきます。3.息をはきながら、下腹を意識しつつゆっくりと両足を下ろします。4.この動きを10~15回繰り返し、休憩を入れながら2~3セット行います。▼筋トレ2:椅子に座ってできる筋トレ続いて、筋トレ中級編。椅子に座ったままで行うトレーニングです。こちらは、骨盤の動きを意識することがポイントとなります。凝り固まった骨盤を動かすことはゆがみの矯正にもなります。呼吸を止めずにゆっくり行いましょう。【椅子に座ってできる筋トレ】1.椅子に座ります。2.おへそを見るように背中を丸めて、腰を後ろに突き出します。3.次に姿勢を正し、胸を張り首を上に向けて骨盤を立てます。4.この動きを10~15回1セット行います。これだけの動きですが、やってみると血流がよくなり、体がぽかぽかしてきます。▼筋トレ3:しっかり筋トレするなら下腹だけではなく、上半身~下半身の体幹を鍛えることができるトレーニングです。このトレーニングを取り入れているアスリートは多く、簡単な動きでありながら、効果を感じやすいと人気です。ポイントは腰が沈まないよう腹筋に力を入れて、体の線を一直線に保つことです。【しっかり筋トレ】1.おなかを意識し、腰が沈まないように気をつけながら、四つんばいになります。2.手先から足先までが横一直線になるように、右腕・左足を上げていきます。3.次に、腹筋を意識しながら左足の膝と右腕の肘をおなかの下で近づけ、5秒静止します。4.再び手足を伸ばし、この動きを10~15回1セット行います。5.休憩をはさみ、逆の左腕・右足も同様に行います。▼呼吸を変えるだけでも!呼吸を意識するだけで脂肪の燃焼を促進させる! という専門家もいます。下腹部にある丹田を意識しながら下腹を大きく膨らませたり凹ませたりしながら呼吸をします。呼吸を大事にするエクササイズのひとつに「ヨガ」もあります。ヨガでは深く呼吸をすることで血液やリンパなどの気の流れを促し、心身を活性化させるといわれています。下腹ぽっこりの原因と改善トレーニングを紹介しました。トレーニングを長続きさせるためには、楽しみながら行うのがいちばんです。私の場合、毎晩大好きな動画を観ながらエクササイズをしています。筋トレがつらくなくなるから不思議です。みなさんもお気に入りの音楽や動画を観ながら、ひとりでまたは大好きな人と一緒にトレーニングをしてみてはいかがですか。ちょっとした生活習慣の改善とトレーニングで下腹の脂肪が落ちて心も体もスッキリすることでしょう。
2020年02月16日年齢的なものや便秘や食べ過ぎで、ぽっこりしてしまったお腹をスッキリさせるために、どのようなことを気をつけるとよいのでしょうか。今回は効果的なお腹マッサージ法や腸活を高めるポイントについてご紹介していきます。ぽっこりお腹の原因ぽっこりお腹の原因はさまざまですが、腸の働きが悪く便が蓄積していたり、内臓周りに脂肪や、皮下脂肪がついていたりなど、お腹周りの筋肉が低下し、内臓や脂肪が前に出てぽっこりして見えることが主な原因です。それらを改善させるためには日々の食事、運動、生活習慣がもっとも重要になります。関連記事お腹周りのサイズダウンをしたい!腸活&お腹マッサージ法を伝授食生活で腸内環境を整えよう脂っこいものや消化の悪い食事が多くなりがち、食べた後にすぐに寝るなんてことはありませんか?腸内環境を活発にさせるためにバランスの取れた食事メニューを心がけて、よく噛んで食べるようにしましょう。<腸活におすすめの食材>・「水溶性食物繊維」‥わかめ、めかぶ、なめこ、ごぼう、納豆、豆味噌、さつまいも、抹茶粉、大麦など・「発酵食品」‥味噌、納豆、甘酒、ぬか漬け、梅干し、キムチ、果実酢など・「抗酸化食品」‥鶏肉レバー、うなぎ、しそ、人参、かぼちゃ、ブロッコリー、ほうれん草、さつまいも、柑橘類、ごま、くるみ、ナッツ類など程度な運動を取り入れよう<運動をする際のポイント>・目が覚めたら布団の中でストレッチをしたり、歯を磨きながらウエストをひねるなどの腸に刺激を送りましょう。・歩くときは腹筋をグッと引き締めて、少し大股気味で歩くようにしましょう。・座っているときも腹筋をグッと引き締めて姿勢をまっすぐに心がけましょう。ぽっこりお腹に効果的なマッサージ法1. おへそから指を4本置いたあたりをグーッと3秒押す、離すを5回繰り返しましょう。2. 1の状態からゆっくり体を前に倒し、5秒キープします。3. 1の状態からゆっくり体を右に倒し5秒キープ、ゆっくり体を左に倒し5秒キープを5回繰り返します。4. おへそから指を4本分の位置を右回りに回すようにマッサージします。規則正しい生活を心がけよう食事をとる時間や睡眠時間がバラバラなど不規則な生活が続くと、腸の働きも乱れやすくなります。22時〜24時頃にはお布団の中に入り、1日6時間の睡眠をとるように心がけましょう。運動と生活習慣の見直しでぽっこりお腹を改善ぽっこりお腹をなんとかしたいと感じた時は、まずは食事や生活習慣を見直し、朝起きた時や寝る前にお腹マッサージを取り入れて腸の働きを促すようにしてみましょう。日中は腹筋を引き締めたり、腹筋エクササイズなども一緒に取り入れるとより効果的です。寒川あゆみエステサロンオーナー、美容家、美容ライター
2020年01月17日お腹痩せしたくてエクササイズに取り組んでいるけれど、なかなか効果を感じないという方。お腹痩せ効果が感じられないのは、もしかしたら「寒さ」が原因かもしれません。ではなぜ寒さがお腹痩せを阻むのか、その理由についてお伝えしていきます。寒いとお腹痩せしにくくなる理由それではなぜ、寒いとお腹痩せしにくくなると言えるのでしょうか。体が冷やされるということは、内臓も冷やされている可能性が十分に考えられます。すると基礎代謝の低下や便秘などを起こしやすくなるため、お腹痩せしにくくなると考えられるのです。関連記事体温を上げる食べ物や習慣とは?低体温を改善して代謝美人に冷えた体を温める3つの方法それでは冷やされた体を温めるにはどうしたらよいのでしょうか。日常生活の中で実践できる方法として3つあります。入浴1つは「入浴」です。湯船に体をしっかり浸かっていますか?体を芯から温めるには、38〜40℃のお湯に10分程度浸かるとよいと言われています。42℃以上の熱いお湯に短時間浸かって温まったとしても、芯まで温めるには至りません。体を温める食品を摂る2つめは「体を温める食品を摂る」ことです。地中で育ち、水分の少ない根菜類や発酵食品が体を温める食品と言われています。そのためカボチャや人参、白菜のような根菜類や味噌、納豆といった発酵食品を積極的に摂るように心がけてみましょう。バランスのよい朝食3つめは「朝食をしっかり摂る」ことです。朝は体が目覚めたばかりで体温が低い状態です。そこで朝食をしっかり摂ることで、体温を高めることができます。その際、朝食でしっかり摂っておきたいのがタンパク質です。食事を摂ることでエネルギーが消費されます。これを「食事誘発性熱産生」と言います。糖質、タンパク質、脂質の三大栄養素のうち、食事誘発性熱産生で最も多く消費されるのがタンパク質だからです。そのため、いつもの朝食に卵料理や焼き魚などをプラスするとよいでしょう。日常生活での冷え対策でお腹痩せをしよう今回は寒いとお腹痩せしにくくなる理由と、冷えた体を温める方法についてお伝えしました。日頃のエクササイズと合わせて、体を温めるように心がけることでお腹痩せ効果が感じやすくなります。以上をヒントにしてお腹痩せに取り組んでみましょう。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2020年01月14日太ったわけではないのに、お腹のラインが崩れてきた気がする、ダイエットをして痩せたのにお腹だけは変わらない。そんなときは姿勢の崩れが影響しているかもしれません。お腹周りだけ気になる。そんな方に姿勢を整える方向からアプローチできるケアをご紹介します。骨盤後傾の猫背姿勢になっていないかチェック痩せているのにお腹だけが気になるときは、ご自身の姿勢をチェックしてみましょう。背中が丸まり、骨盤が後ろへ倒れていてお腹周りに力が入らない姿勢をしていませんか?猫背姿勢が定着すると、背中やお腹の筋力が萎えてしまいます。骨盤は床に対して真っ直ぐ、または少し前傾した姿勢でいることが理想です。背中やお腹を筋力が自然と支えて、上半身がすっと上方へ伸ばしやすくなります。筋トレなどハードなダイエットが苦手な方は、猫背姿勢を定着させてしまう体の硬さをケアしていきましょう。関連記事猫背の解消法!背筋を鍛えるより早くて効果的なエクササイズ姿勢を整えてお腹にアプローチするストレッチ骨盤が後傾してしまう要因となる股関節周りの硬さや、体側の縮みをしっかりと伸ばしていきましょう。step1床に座り左脚を横に伸ばして、右脚は膝を曲げて踵を会陰(えいん)に寄せましょう。両手を前方へおき、腰が丸まらないように伸ばします。腰が伸びにくい場合は伸ばしている左脚の膝を曲げ、開いている角度を狭めるなどして腰が伸びるように調整しましょう。step2右手を後頭部におき、息を吸いましょう。息を吐きながら上半身を左方向へ倒していきます。右の体側が気持ちよく伸びるように左肘を後方へ引き、胸を開いて5呼吸キープしたら姿勢を戻します。これを3セット行いましょう。反対側も同様に行います。step3続いて上半身を左脚の方向へ向け、両手をつきます。腰から上半身の向きを変えるように意識しましょう。このときも、腰が後方へ倒れる場合は脚を開いている幅を狭めるか、伸ばしている左脚の膝を曲げて調整します。step4息を吸い、そして吐きながら上半身を床に近づけていきましょう。左脚の付け根からの伸びを意識して、無理に押し込まず、上半身の重みで自然に脚が伸びる程度の力で行います。息を吸うときに少しポーズを緩め、息を吐くときにポーズを深めるようにしながら無理をせずに20秒ほどキープしましょう。反対側も同様に行います。姿勢の崩れを整えようポイントは、力づくで無理やり伸ばさないことです。吸う息のときに少しポーズを緩め、吐く息のときにポーズを深めていくようにして呼吸と体の動きを連動させてみてください。少しずつ伸ばすのが楽になってきたら、その都度深めていくようにしてみてください。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2020年01月12日ボトムを履くたびに意識せざるおえないお腹のお肉。お腹周りはダイエットをしてもなかなか減らない部分でもあるので、諦めがちな方も多いのではないでしょうか。今回は、短い時間で一気に燃やす、お腹痩せエクササイズをご紹介していきます。スキマ時間で引き締めるエクササイズを続けたくても時間がかかったり難しかったりすると、なかなか続きません。スキマ時間の短い時間でも、しっかり効いてくれるものなら続けやすいですよね。だらだら長く続けるより、短時間でしっかり体を燃やしましょう。関連記事スキマ時間でできる、お手軽「美脚エクササイズ」3選お腹を引き締める5分エクササイズstep1四つ這いの姿勢から、かかとにお尻を下ろします。両腕は前方へ伸ばしておきましょう。step2お尻を斜め上に引き上げるようにして脚を伸ばし、背中を後方へ伸ばすようにして三角形の形を作ります。きつい場合は膝を曲げましょう。両手で床をしっかり押しながら、上半身全体を後ろへ引っ張るようにして、太ももにお腹を近付けるようにするのがポイントです。step3息を吐きながら右脚の膝を曲げ、胸の方へ引きつけます。step4息を吸いながら一つ前の姿勢に戻ります。step5息を吐きながら、今度は右脚の裏を左方向へ向けるようにして太ももの内側をお腹に引き寄せましょう。再び一つ前の姿勢に戻り、今度は逆の脚を行います。交互に10セット行いましょう。スキマ時間を使ってぽっこりお腹を引き締めよういかがでしたか。短時間でもしっかりとした運動量です。きつい場合は5回を目安にできる回数を行いましょう。吐く息でお腹に力を入れるとより効果的です。ぜひちょっとしたスキマ時間を使ってやってみてくださいね。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2020年01月11日お腹痩せをするのにふくらはぎが関係していることを知っている方は少ないのではないでしょうか。なぜ女性のお腹痩せにふくらはぎが関係するのか、その疑問と共に今回は、お腹痩せにも効果的な「ふくらはぎへのストレッチ」についてご紹介していきたいと思います。まずは簡単なチェックを行ってみましょう!ストレッチをご紹介する前に、どこでもできる簡単なチェックを行ってみましょう。画像のように、カラダを後屈させてみましょう。後屈は痛みのない程度に行うようにします。肩幅程度に足幅を広げて両手は腰に当て、上体を後ろに倒していきます。このとき、両膝が前に突き出ないようにしましょう。また、極端に顎を上げないようにします。その際どこまで見えるか、覚えておきましょう。今、お腹周りが気にならない方でも後屈しづらいという方は「ポッコリお腹予備群」の可能性大です。関連記事お腹痩せ効果がダウンする!?その理由と解決に導くストレッチ下腿三頭筋とはふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋へのストレッチ」をご紹介していきましょう。ちなみに下腿三頭筋とは、腓腹筋、ヒラメ筋の2つの筋肉で構成されています。「2つの筋肉なのになぜ三頭筋?」と疑問に思われる方が多いですが、腓腹筋の2つの筋頭とヒラメ筋の1つの筋頭を合わせて三頭筋と呼ばれています。下腿三頭筋へのストレッチ1.“片脚開脚”の体勢から、斜め前に伸ばした脚の膝上に手を置き、もう一方の手はつま先にかけます。2.つま先を手前に軽く引きつけながら、かかとを前に押し出すようにします。すると膝が曲がりにくくなる上、下腿三頭筋へのストレッチ感がアップします。つま先に手が届かない場合は、タオルを使うと良いでしょう。また、どうしても膝が浮き上がってしまう場合、ムリに押さえずに少しずつ膝を伸ばしていくようにします。膝の裏からアキレス腱にかけての筋肉が心地よく伸ばされていることを感じながら、20〜30秒間ストレッチを行います。ストレッチを行ったら、先程の「上体後屈チェック」をもう一度行ってみましょう。すると先程よりも可動域が広がっていることが実感できるはずです。「下腿三頭筋へのストレッチ」がお腹痩せにも効果的な理由ではなぜお腹痩せに下腿三頭筋へのストレッチが有効と言えるのでしょうか?普段ハイヒールを履いている機会が多いと、つま先に重心がかかります。上の画像のように、つま先重心になるとカラダはバランスを取ろうと腰を反らし、その結果骨盤の前傾が強くなるのです。骨盤の前傾が強くなると、腹筋群の力が抜けやすい状態でもあるため、お腹痩せしにくくなると考えられます。重心がつま先にあるということはつま先立ちしている状態と同じで、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋が緊張しっぱなしの状態です。そこでストレッチで下腿三頭筋の緊張を緩めることでつま先寄りの重心が改善され、間接的に骨盤の過度な前傾も緩和させることができると考えられ、その結果お腹痩せ効果を後押しすると言えます。ストレッチでお腹痩せの効果を高めよう今回ご紹介した下腿三頭筋へのストレッチを行った上で、お腹痩せに効果的な腹筋エクササイズを行うようにしましょう。ストレッチでお腹痩せしやすい状態を作ってからエクササイズを行うことが効果に繋げるポイントです。下腿三頭筋へのストレッチは、脚のむくみ解消にも有効です。毎日行うストレッチの1つにぜひ加えてみてください。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年12月25日ポッコリお腹は嫌!でもツラい食事制限やキツい腹筋はしたくない、なんて人に朗報です!実はポッコリお腹は、出ている部分ではない所に簡単な動きで刺激を入れる事でスッキリお腹に変わっていきます。今回は、そんな簡単でキツくないスッキリお腹作りの方法をご紹介します。ポッコリお腹の原因便秘である便秘の時は腸がパンパンに膨らみ、ガスが溜まる事でお腹が張り、ポッコリします。パンパンな腸を柔らかくする事が解消に繋がります。お腹周りの筋肉が固い、活動していないお腹周りに近い腰、股関節、お尻の横の固さもポッコリお腹の元凶です。上記に挙げた部位を動かす事も、スッキリお腹への近道です。下半身〜腰回りの冷え特に足首の冷えには要注意です。足首→膝→腰回りと冷えはどんどん体の上に上がって来ます。実は足首を温める事もポッコリお腹対策になります。ポッコリお腹を改善するエクササイズ壁でLの字起き抜けや夜の就寝前に壁に脚をペタッと付け、このまま3〜5分静止します。これは下半身の浮腫み取りの他、脚に溜まった血液が上半身へ戻る事で便秘・内臓の冷えに良いです。起床時に行う事で朝のお通じを促し、就寝前に行う事では浮腫み・身体深部の冷えが解消されます。内臓の冷え取りはスムーズなお通じを促し、ポッコリお腹の解消に繋がります。座る膝パタパタねじり床に膝を山型にして揃えて座り、手を後ろに回します。左右に膝をパタパタ倒して、腰回りの硬さを取りましょう。さらに慣れて来たら片方に倒しながら吐く息で5秒静止してみてください。しっかりお腹を凹ませるようにすると内臓マッサージ効果が期待出来ます。内臓を温める事は便秘解消に繋がります。布団で出来る優しいブリッジ<やり方>STEP1:膝を山型、脚幅を腰幅にして仰向けになります。STEP2:吐く息で一度お腹を凹ませます。STEP3:吸う息でお尻を締めながら背中を床から離し、上で3〜5秒静止します。STEP4:吐く息でSTEP1に戻ります。最初は1日あたり3〜5回、慣れて来たら10回を目安に行いましょう。お尻にも刺激が入ると下腹も鍛える事が出来て、ポッコリお腹の解消効果が期待出来ます。ポッコリお腹を改善する食生活のポイント食事前にコップ一杯の常温水を飲む食事中の水分補給は胃液が薄まり、返って消化の妨げになりお腹も張りやすくなります。食前の水分補給で消化を促す事が便秘解消に繋がります。各食事で温かい汁物を摂る温かい汁物は内臓を温める他、満腹中枢に刺激が入りやすくなる為に食べ過ぎを防ぎ、お腹ポッコリを予防します。お腹ポッコリ=食物繊維を沢山摂るはNGそれより緩やかに腸の動きを良くする発酵食品を摂りましょう。食物繊維が豊富な食物は、ポッコリお腹の時に起こるパンパンに張る腸には刺激が強過ぎて返って軟便や便秘を引き起こしやすくなります。発酵食品もヨーグルト等の冷たい物より、味噌汁、納豆ご飯など温かい食物をおすすめします。腹筋や食事制限無しでもスッキリお腹にポッコリお腹の原因は下腹が出っ張るだけでない分、お腹周りの固さを和らげる事でかえって腹筋でない方法のほうが解消されやすいです。ポッコリお腹解消=きつい食生活や腹筋とサヨナラして、もっと緩やかで体も和らぐ方法でスッキリお腹を手に入れましょう!内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年12月21日お腹を引き締めたいと思ったら、まずお腹を引っ込めますよね。でも、それは長続きはしなくて息が止まってしまったり、苦しくなってだらりとゆるめたりするのではないでしょうか。実は、お腹は引っ込めるよりも、伸ばしたりゆるめたりする方が、引き締まったお腹を作るのに役立つポイントがあるのです。今回は、その理由と引き締め方について、ご紹介いたします。お腹の引き締めには「ゆるめる」「伸ばす」「引っ込める」「固める」は良くない?お腹を引き締めたい、引っ込めたいと思うと、普通はお腹に力を入れて固めたり、引っ込めると思います。もちろん、お腹の筋肉が弱くなって(落ちて)いる場合はそうした訓練・意識が引き締めに役立ちます。でも、お腹を「引っ込める」「固める」は、間違うと姿勢が悪くなったり、腰が痛くなったりすることがあります。お腹に力を入れると、呼吸ができなくなりませんか?お腹にパンチを食らったような丸まった姿勢になりませんか?その場合は、やり方を見直す必要があります。「ゆるめる」「伸ばす」がいい理由お腹を「ゆるめる」と、姿勢が崩れたり、お腹が出るイメージがあるかもしれません。ゆるめるというのは、呼吸によってお腹が動くということです。お腹は、常に引っ込んでいるのではなく、引き締める時には引き締まり、息を吸ったときなど力を抜いたときとの落差がしっかりと出る方が、筋肉を使えていていい状態です。お腹を固めていて呼吸が浅くなっている人は、意識したいポイントです。お腹を「伸ばす」というのは、同じ容積のものを引っ張って伸ばすと、薄く細くなるようにお腹を伸ばすことで、姿勢を正すインナーマッスルを使いながら、お腹を薄く細くすることができます。しなやかで引き締まったお腹を作るにはお腹は、普段の生活であまり動かさないことが多く、気づくとたるんでいたり、奥の筋肉は硬くなって、背骨をねじったり体側を伸ばしたりする動作がしづらくなっていたりします。普通に立ったり座ったりした状態のまま、ただただお腹に力を入れ続けたり、凹ませ続けたりするだけでは、かえって体幹が固くなって動きづらくなったり、それによって腰が痛くなる人もいます。深い呼吸をしてお腹をゆるめたり引き締めたりと大きく動かして、お腹を奥からマッサージして弾力ある状態を作る。お腹を伸ばして薄くして、ねじったり体側を伸ばしたりと筋肉を刺激する。そうすることで、しなやかで使える筋肉のある、引き締まったお腹をつくることができます。「伸ばす」「ゆるめる」でお腹を引き締めるエクササイズSTEP1息を細く長く、最後まで吐き切ってみましょう。お腹がへこんできますね。吸ってお腹を緩めた時と、吐き切って自然とへこんだ時の落差が大きい方が、お腹を引き締める筋肉を使えているということです。凹ませるときは凹ませる、緩める時は緩める練習をしましょう。骨盤を立て、背骨を伸ばしたまっすぐな姿勢をしていれば、お腹をゆるめても、内臓を収めるインナーマッスルが適度に働いているので、お腹が出過ぎるということはありません。STEP2おへそを1cm、上に持ち上げてみましょう。または、おへそを縦長にしてみましょう。STEP3わき腹を長く伸ばしてみましょう。いかがですか?それだけでも、お腹が薄くなり、姿勢を整えウエストを引き締めるインナーマッスルが使われます。これはいつでもどこでも意識でき、それでいて呼吸が苦しくなることはありません。STEP4おへそを持ち上げ、わき腹を長く伸ばしたまま、息を吐いて雑巾をしぼるようにウエストをねじってみましょう。吸いながら元に戻し、反対側も同様に行います。STEP5おへそを持ち上げ、わき腹を長く伸ばしたまま、息を吐いて体側を伸ばしてみましょう。下側のわき腹も、長さを維持するイメージです。息を吸いながら元に戻り、反対側も同様に行います。お腹の動きを意識しよう姿勢を整えること、呼吸を深く吐き出すこと、わき腹を長く伸ばすこと。それらで無理なく気持ちよく、お腹を引き締めておくことができます。ぜひ、お試しください。美宅 玲子ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター
2019年12月04日「お腹周りの脂肪を落としたい」「お腹周りをすっきりしたい」「サイズダウンしたい」など、お腹周りに関するお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?今回は内側からの腸活と、外側から行うお腹のマッサージ法を詳しく伝授していきます。お腹周りに脂肪がついて太る理由と原因お腹周りの脂肪は大きく分けて2種類あり、内臓周りに脂肪がつく「内臓脂肪」と「皮下脂肪」があります。お腹周りに脂肪がつくと、健康上にも影響がおきるリスクが高まり、ボディラインが乱れることで、パンツの上に脂肪がのっかるといったことがおきます。暴飲暴食によるカロリーのとりすぎ1日3食の食事を摂取すると思いますが、食事の総カロリーが自身の基礎代謝量をはるかにオーバーすると、中性脂肪となって体内に残ります。ですので、暴飲暴食をして結果的に食べすぎていたり、塩分の多いものや味付けの濃いもの、揚げ物などの食べすぎ、コンビニやファストフードが多くなって栄養が偏りがちになっていないか食事内容を見直しましょう。運動不足による筋肉の低下・燃焼力の低下運動不足によって筋肉が低下し、食べたものを燃焼する消費カロリーが弱くなることで、内臓脂肪へと変わり体内に蓄積します。筋肉を使わないと引き締まり感がなくなり、たるみがおきることで見た目の引き締まり感もなくなります。食べたものを燃焼し、ボディラインを維持するためにはお腹周りの筋肉を維持することがポイントです。腸活するメリットお腹周りに脂肪がつく原因は主に食生活や運動不足ですが、腸内環境の乱れも大きく関係しています。腸内には不要になった水分や老廃物がたまります。腸内環境が悪くなると、便秘、自律神経の乱れによる冷え、むくみ、体調を崩しやすいです。腸内環境を整えると便秘解消や口臭に体臭予防、そして冷えやむくみの解消に効果的。また、ダイエット効果が出やすくなる、免疫力アップや肌トラブル解消にも効果を発揮します。ですので、お腹周りの脂肪を落とすためには、食生活や運動だけではなく、基本的な腸内環境を整えることが大切になります。腸内環境を整えるための習慣水分を摂りトイレ習慣をつける水分をしっかり摂り、トイレ習慣をつけて水分代謝をスムーズにしましょう。・1日1.5リットルを目安にし、こまめに水分を摂る・朝起きたらコップ一杯の水分を摂る・1日7〜8回はトイレに行くことを習慣にする1日にどれくらいの水を摂り、何回トイレにいっているかチェックしてください。体内にたまる不要になった水分や老廃物を排出するためには、水分を摂取して循環させましょう。積極的に食物繊維や発酵食品を摂る食物繊維やミネラルによって老廃物の排出を助けてくれるので積極的に摂るようにしましょう。・野菜、芋類、きのこ類、海藻類、豆類などの食物繊維やミネラルが豊富に含まれている食品を取り入れるようにする・納豆やキムチ、ぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食品を取り入れるようにするなるべく食物繊維が豊富な食材を中心に考えたメニューや、発酵食品をどれか一つ取り入れましょう。お腹マッサージで腸を活性させ脂肪燃焼をサポートお腹周りの脂肪を燃焼してサイズダウンをさせるためには、食事によって摂取カロリーを気をつけ、運動によって筋肉を衰えさせないようにすることは重要ですが、すでに脂肪が蓄積していたり、肉質が硬くなっている、腸の働きが悪い場合は運動してもなかなか動きが悪いなんてこともあります。そんな時は、お腹マッサージを取り入れて腸の働きを活性させ、脂肪の肉質を柔らかくして燃焼しやすい状態にサポートしましょう。マッサージのやり方1. 「の」の字を書くように指の面を密着させながら、10周マッサージをおこないましょう。2. へそから指三本分外側を押し、体を左右に20回ずつ倒す3. みぞおちからへそ、そして下腹に向かって圧をかけるように5回流します。4. 壁に足をかけてV字を作るように上半身を持ちあげて10秒キープ×5セット腸活&お腹マッサージでボディラインを整えようこのようにお腹周りのサイズダウンをしたい、お腹周りをすっきりさせたい場合は、日頃の食事内容の見直し、適度な運動や筋肉強化、腸内環境を整えること、脂肪が燃焼しやすいようにお腹マッサージを行いましょう。サポートすることでサイズダウンにつながります。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょう。寒川あゆみエステサロンオーナー、美容家、美容ライター
2019年11月22日生理前になると、なぜか毎回お腹が普段よりもぽっこりと出てしまう人は多いかと思います。今回はその原因から対処法、予防策までヨガインストラクターや食育指導士としても活躍する内藤絢先生に教えていただきました。生理前に普段よりお腹がぽっこり出る理由腸の働きが滞り、便秘になる生理前の不調・PMS(月経前症候群)症状の一つです。排卵後から分泌される黄体ホルモンに水分などを体内に溜め込む作用がある事が便秘、そしてお腹ぽっこりの原因となります。冷えやすくなる生理の約1週間前から上でお伝えした黄体ホルモンの量が増え、そのタイミングでホルモンバランスが崩れて血流が滞り、全身が冷えやすくなります。それにより内臓の冷えからお腹が張り、ぽっこりとします。生理前のお腹を凹ませることはできる?体重自体が変わらなくても、お腹の張りやぽっこりを凹ませる食事のコツはあります。生理前は腸の働きが弱い時期である為、腸内環境を整える食生活を意識しましょう。とは言え、便秘気味の時に食物繊維が豊富な食物を摂る事は、返って腸にダメージを与えて下痢を引き起こすケースもあります。この点を踏まえた上でコツを2点ご紹介します。発酵食品を積極的に摂る特に体を温める効果の高い味噌汁、納豆、ぬか漬けがおすすめです。ヨーグルトは乳製品で体を冷やす作用がある為、ここでは避けましょう。キノコ類、海藻類を小まめに摂る低カロリーである上、お腹の掃除をする役目があるのでスムーズなお通じを促します。生理前にお腹がぽっこりした際の対処法塩風呂に浸かる30g程の岩塩入りの湯船に浸かると末梢血管までしっかり開き、血流促進と湯冷め予防の効果で内臓も温まりお腹も凹みやすくなります。長坐で脚をパタパタ・膝を曲げて左右に倒す脚の付け根から脚全体を車のワイパーの様にパタパタさせる事で下半身むくみの解消、さらに膝を曲げて左右に倒す事でウエスト捻りの効果でお腹が凹みやすくなります。膝を倒す際はゆっくり倒し、1回ずつ止めて息を吐くようにしましょう。生理前にぽっこりお腹にならないための予防法冷たいものやスイーツを控えるこの2点は体を冷やす作用があるほか、体内の酸化を進めてホルモンバランスを崩します。朝食を抜かないようにする朝食は体内時計をリセットし、内臓の働きを活発にする役目があります。しっかり食べる事が難しい場合は、水+バナナ、ホットコーヒー+バナナ、水+おにぎり等のライトで手軽に摂れる物を選ぶようにしましょう。1日の中で歩く機会を増やすようにする下半身の筋肉を動かす事は、全身の血流促進の大きなポイントです。いつも利用するエスカレーターやエレベーターを階段に変えるだけでも筋肉の活動量は上がります。関連記事女性ホルモンのバランスを整えよう!生理前のむくみを解消する方法お腹が出て気になる時期を過ごす際のアドバイス足首を冷やさないようにする足首の冷えは全身の冷えの元凶になります。自宅ではレッグウォーマーの着用を習慣付けましょう。小麦食品・スイーツを控える体を冷やす作用があり、腸の動きが悪くなることでお腹の張りや便秘の元となります。水分をしっかり摂る内臓の動きを活発にする、全身の血流を良くするなどの体の巡りの大きなポイントとなります。水は常温か白湯を選びましょう。生理前の憂鬱を吹き飛ばすために生理前はどうしても気分が沈みがちに。その上お腹までぽっこり出てきて、余計に憂鬱。そんなネガティブ原因を少しでも減らすためにも、今回ご紹介した予防策や対処法をぜひ試してみてください。しかし生理前の自然な現象でもあるので、あまり気にしすぎないようにしてくださいね。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年11月21日「お腹痩せとヒップアップに効くエクササイズを行ってみたけれど、お腹やお尻には効いた感じがしない…」という方、もしかしたら「骨盤」に問題があるかも!そこで今回は、骨盤を整えて、効果的にお腹痩せとヒップアップを感じられるトレッチをご紹介します。お腹やお尻のエクササイズは骨盤が重要腹筋群と大殿筋が機能することでお腹痩せやヒップアップの効果が期待できますが、この2つの筋肉を機能させるには骨盤を後傾させる必要があります。骨盤が過度に前傾していると、骨盤が後傾できないためこれらの筋肉が十分使えていません。そのためお腹やお尻に効かないのです。関連記事【お腹痩せとヒップアップ】2つの効果が期待できるエクササイズお腹痩せ&ヒップアップ効果を高めるストレッチ1では強く前傾した骨盤をニュートラルにするストレッチをご紹介していきましょう。まずは、太もも付け根にある腸腰筋へのストレッチを行います。腸腰筋は腰椎から骨盤をまたがって大腿骨に停止している筋肉で、「股関節を曲げる」という働きの他に、大腿部を固定した場合、「骨盤を前傾させる」という働きもあるからです。そのためこの筋肉の緊張が強いと、骨盤の前傾が強くなり後傾の動きに“ブレーキ”がかかってしまうのです。そこでまずは、骨盤後傾を制限している腸腰筋の緊張を静的ストレッチで緩めていきます。腸腰筋へのストレッチ1.脚を前後に大きく開き、後ろの脚はしっかり伸ばすようにします。2.立てた前脚の膝の上に両手を乗せて、重心を真下に落とします。そこから更に目線をお腹の方に向けて腰を丸め、丸めた腰を後ろに引くようにすると腸腰筋がストレッチされます。ストレッチ中は骨盤が正面に向くようにしましょう。また、左右どちらかに傾かないように注意します。筋肉が心地良く伸ばされていることが感じられる強度で、20〜30秒間ストレッチします。お腹痩せ&ヒップアップ効果を高めるストレッチ2骨盤後傾を制限している腸腰筋の緊張を静的ストレッチで緩めたら、次に骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチを行います。前回ご紹介した「ペルビックチルト&ヒップリフト」のようなエクササイズは、骨盤後傾方向への動きが要求されます。そのため静的ストレッチで動きの制限をクリアにしただけでは不十分で、エクササイズでターゲットとする筋肉が使えるようにするためには動きを高めるストレッチも必要となるのです。骨盤後傾方向への動きを高めるストレッチは、骨盤の前傾と後傾の動きを繰り返していきます。骨盤の後傾方向への動きを高めるストレッチ1.四つん這いになり、腰を軽く反らせて骨盤を前傾させたところから…(写真①)2.腰を丸めて、丸めた腰を天井につきあげるようにして骨盤を後傾させます(写真②)少しずつ動きを大きくしていきながら、10回行ってみましょう。骨盤を整えてエクササイズにトライ!お尻痩せやヒップアップエクササイズを効果的に行うためには、まずは骨盤を整えることが大切です。今回ご紹介したストレッチを行った上で、改めてエクササイズにトライしてみてください。きっと効果が感じられるハズです!町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年11月08日意外と多いぽっこりお腹。姿勢や便秘、食事など原因は様々ですが、できればスッキリと引き締まったお腹を手に入れたいですよね。今回はそんなぽっこりお腹を解消するためのエクササイズからおすすめの食べ物まで、専門家にお話を伺いました。ぽっこりお腹の特徴代表的なものは、痩せているのに下腹部だけが前に出っ張る、お腹周りに皮下脂肪の量が多くなりウエスト周り全体がブヨブヨしている、下腹部がパンパンに張っているの3つが挙げられます。これらは冷え性や産後で皮下脂肪が増えた時、便秘や下半身の冷え・浮腫みが主な原因です。ぽっこりお腹の原因姿勢が悪い(猫背)猫背では体が後傾するため、お腹周りがゆるむことでぽっこりお腹になります。背筋を伸ばすだけでなく、日頃から姿勢に大きく関わる体側部を伸ばしておくこと、またでんでん太鼓のように体を左右に振り、背骨と体側部を柔らかくしておくことが猫背解消とぽっこりお腹の解消になります。腸の動きが悪い(便秘)便秘で腸がパンパンの時はお腹もポッコリします。そのほか、下半身の冷えや浮腫みも腸を始めとした内臓全体の冷えが原因です。スイーツ、小麦食、味の濃い物をよく食べるこれは肝臓機能が低下することで体内の排出力が弱まり、老廃物が溜まるためです。浮腫みやお腹の張りは、塩気が強い物やアルコールが原因のイメージが強いですが、スイーツや小麦も腸の動きを悪くして浮腫みの原因となります。ぽっこりお腹を解消するトレーニングプランク<やり方>STEP1:うつ伏せで脚の幅を骨盤の幅に開いてつま先を立て、肘を肩の下に付けて上体を起こします。STEP2:吐く息で体を床に付けたままお腹とお尻を締めます。STEP3:お腹、お尻を締めた状態でもう一度、息を吐きながら肘とつま先で床を押しながら上体を床から浮かせます。STEP4:後頭部から踵まで体を一直線にしながら15秒静止します。これを2セットを目安に行いましょう。ロックンロール<やり方>STEP1:マットの上に座り、膝を立てて脚は腰幅に開きます。STEP2:片手でピースを作り、おへそに押し当てながら背中を丸めていきます。もう片方の手は肘を緩めて、手のひらは上に向けましょう。STEP3:吐く息でおへそを背骨に近づけていき、吸う息で元に戻ります。STEP4:余裕のある方は、STEP1の状態から両手を膝の裏に差し込み、吸う息で後ろに倒れ、吐く息で元に戻りましょう。STEP5:さらに余裕のある方は、STEP4を膝を曲げて両足先を浮かせた状態で行なってみて下さい。左右に膝パタパタ<やり方>STEP1:床に座って手を後ろに付け、膝を山型に立てた状態で左右にゆっくりと膝を倒します。STEP2:何回か倒して慣れてきたら、片方に倒して5秒静止します。このとき吐く息でお腹が動くようにしましょう。左右10回ずつ、テレビを観ながらなど「ながらトレーニング」として手軽に行いましょう。トレーニングの頻度上でご紹介したトレーニングであればテレビを観ながらなど、生活の中で手軽に取り入れる事が出来ますので毎日行って頂いても良いでしょう。毎日だとハードな場合は1日おきといったように、出来るだけ小まめに取り組むのをおすすめします。少ない日にちで1回ずつハードに行うよりも、毎日の生活の中で小まめに行う方が効果が出るのも早いです。ぽっこりお腹を解消する食べ物日本の発酵食品例えば、味噌汁、ぬか漬け、納豆などです。発酵食品は腸の動きを活発にして便秘を解消する事は勿論、日本人には日本の発酵食品が最も体に合うのです。暖かく、具沢山の汁物特にきのこの味噌汁、けんちん汁をおすすめします。きのこは腸にこびり付いたゴミを綺麗に刮ぎとる効果が高く、お通じをスムーズにする効果があります。更にけんちん汁は根菜類やこんにゃくなど、腸を綺麗にしてぽっこりお腹を解消する具材が多いので、特に野菜類を上手く摂取したい方にぴったりです。食物繊維には注意便秘が重い人が玄米、セロリ、ごぼう等の食物繊維が多い食物を摂取すると、腸へ刺激が強く入るために軟便になるほか、更に便秘が重くなります。便秘が重く、ぽっこりお腹が気になる人は、上で紹介したような優しく腸を動かす食物から摂取しましょう。ぽっこりお腹にならないための心がけ椅子に座る際に、背中を全て背もたれに付ける背中の上半分のみ寄りかかるようにすると、重心が下がりお腹周りの力が抜けるためにぽっこりお腹の元となります。背中を全て背もたれに付けると、姿勢が保たれる、無理なくお腹周りに緊張感が入るなど、楽なのに体バランスも保持出来るメリットがあります。足首、腰回りを冷やさないようにする足首の冷えは下半身の冷えに繋がり、結果的にお腹を冷やす事で内臓の動きが滞るため、便秘やぽっこりお腹の元です。また普段から生理痛が重い人も腰回りから下半身が冷えている事でぽっこりお腹と言うケースは多く見られます。水分補給は常温水をメインにする常温水は体内への吸収が最も早いからです。しっかりした水分補給は腸にある便を柔らかくして、お通じをスムーズにすることにも繋がります。脱・ぽっこりお腹を目指しましょう今回ご紹介したエクササイズやおすすめの食べ物などを、普段の生活に少しずつ取り入れることで、ぽっこりお腹の解消に近づけるでしょう。いきなりハードに行うのではなく、こまめに意識していくことで、無理なく体の変化を感じられますよ。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年10月25日部分痩せの中でも、さらに大変な部位と言われているお腹。そんなお腹の脂肪の落とし方をヨガインストラクターのHikaru先生にお伺いしてみました。自宅でできる簡単なトレーニングから、忙しい女性でも移動時間や隙間時間にさっと試せる方法までご紹介します。お腹やせが難しい理由痩せにくいと言われているお腹ですが、お腹に限らずなぜ部分痩せが難しいと言われているのか理由をご説明します。それは、運動や食事制限などで脂肪が燃焼される時に、特定の部位の脂肪だけでなく全身の脂肪が燃焼されるためです。さらにお腹は他の部位と違い、内臓脂肪と皮下脂肪という2種類の脂肪を蓄えるため、部分痩せという定義で考えると特に難しい部位ということになります。お腹の脂肪が落ちにくい原因お腹についてしまった脂肪が落ちにくいのは、前述した内臓脂肪と皮下脂肪という2種類の脂肪が付いているということもありますが、脂肪が燃焼する順番にも関係があります。まず運動や食事制限などで始めに燃焼されるのは内臓脂肪です。その後、体の末端から順に脂肪が燃焼されてきて最後にお腹の皮下脂肪が燃焼されるのです。つまり、お腹の皮下脂肪が燃焼されるまで根気よく運動や食事制限を続ける必要があります。お腹の脂肪を撃退するにはお腹の脂肪を撃退するには、腹部の筋トレにプラスして有酸素運動を行うのが最も効果的です。また食事を見直し低糖質・高タンパクの食事にすることで、お腹の皮下脂肪まで効率的に脂肪を燃焼させることができ、更に太りにくい体を作ることができます。お腹の脂肪に効く筋トレSTEP1:仰向けに寝転がるヨガマットなどの上で、仰向けの体勢に寝転びます。STEP2:左脚を持ち上げる左脚を持ち上げて、膝を曲げます。STEP3:左膝と右肘を合わせる上体を持ち上げ、体を左に開きながら左膝と右肘をタッチします。STEP4:反対側も同様に反対側も同じように行います。右膝を持ち上げたら上体も持ち上げ、右膝と左肘をタッチします。しっかり体を左右に捻りワンツー、ワンツーと早いリズムで行うことで、筋トレと有酸素運動両方のトレーニングになります。腹部を意識し、上体を左右に開きながら行いましょう。他にもお腹の脂肪に効く方法がその他にもお腹の脂肪を撃退する方法として、女性の場合は常に膣を締めることを意識すると良いです。膣を締めるのを意識することで、インナーマッスルの骨盤底筋群が鍛えられ、お腹周りは内側に吸い寄せられるように引き締まります。トレーニングをする時間がなかなか取れない方も、移動中や仕事中に膣を締めることを意識してみてください。毎日意識できれば2週間もあればお腹周りに変化を感じます。普通のトレーニングでは鍛えにくい骨盤底筋群を活性化させてお腹周りの頑固な脂肪を撃退しましょう。難しいお腹痩せにチャレンジ!今回ご紹介したトレーニングで、筋トレと有酸素運動の両方を一気に行いましょう。さらに食事に気をつけたり、インナーマッスルを意識することで、難しいと言われているお腹の部分痩せを、成功に導きやすくなります。お腹周りが気になる方はぜひ試してみてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月19日お腹のたるみやぽっこりお腹が気になる方は、腹筋下部を鍛えてみましょう。トレーニングを続けることで、引き締まったお腹を手に入れられるでしょう!今回はパーソナルトレーナーとして活躍する竹田大介先生に、自宅でできる簡単トレーニングを教えていただきました。腹筋下部とは腹直筋は胸骨(剣状突起)と肋骨~骨盤前面(恥骨)についています。腹筋下部というのは腹直筋下部のことなので、鳩尾より下と言えばイメージしやすいと思います。体幹の屈曲、つまり猫背のように背筋を丸める際や、腰を丸めるようにする骨盤の後傾の際に働く部分です。腹筋下部を筋トレする効果ボディメイクの観点から言うと、下腹の引き締め効果が期待できます。さらにお腹の真ん中に縦線が入るような引き締まったお腹をつくる効果も。腹筋下部を鍛えるおすすめトレーニングレッグアップリフト自宅でもできるエクササイズとして、「レッグアップリフト」をご紹介します。<やり方>STEP1:床に仰向けに寝て、手はバランスをとるためお尻の横に手のひらを床に向けて置きます。STEP2:両脚を揃えた状態で天井に向かって上げて、さらに息を吐きながらお尻を持ち上げていきます。STEP3:戻すときはスピードをコントロールしながら丁寧に元の姿勢に戻ります。より強めに鍛えたい方は…より強度を上げたい場合は、角度をつけられるシットアップベンチで脚側を下げた状態で行なうとよいでしょう。関連記事引き締まったお腹へ!シェイプアップに効果のある腹筋運動!トレーニングを行う際のポイント腹直筋の機能は体幹の屈曲と骨盤の後傾ですので、レッグアップリフトを行なう際は腰・背中が腹直筋の作用で丸まった状態で行いましょう。腰が沿っていたり背中がまっすぐの姿勢では腹直筋を上手く使えず、腰を痛めるリスクが上がります。1セットあたり10回程度行なえる強度で3セット程度行えるとよいでしょう。頻度は筋肉痛が治ったらまたトレーニングする感じで、週に2~3回行えるとよいでしょう。腹筋下部を鍛えて引き締まったお腹に今回ご紹介した「レッグアップリフト」で、真ん中に縦線の入った引き締まったお腹を手に入れましょう。腹直筋の働きをきちんと理解して、腰と背中を丸めた状態で行えば、腰に負担をかける心配もなし。気を抜いたらたるんでしまいがちな下腹部も、筋トレですっきり!竹田 大介パーソナルトレーナー
2019年10月17日「お腹周りが気になるけれど、お尻のたるみも気になる…」と、いう方も多いのではないでしょうか。実はヒップアップエクササイズも、お腹痩せの効果が期待できます。今回は、2つの効果が期待できる理由と、エクササイズのポイントをご紹介していきます。「ヒップアップエクササイズ」がお腹痩せ効果に繋がる理由なぜ、ヒップアップエクササイズが、お腹痩せの効果にも繋がるのでしょうか?それは、お尻の筋肉である大殿筋が機能すると、腹直筋、腹斜筋、腹横筋といった腹筋群も機能しやすくなり、お腹痩せ効果に繋がると考えられるからです。大殿筋を機能させるには骨盤を後傾させる必要がありますが、お腹痩せをする上で重要な腹筋群を働かせるには、やはり骨盤を後傾させる必要があるのです。逆に大殿筋が機能しないと、骨盤は過度に前傾してしまいます。すると、腹筋群の力も抜けやすい状態となるため「ポッコリお腹」になりやすくなるのです。お腹痩せ効果を後押しするヒップアップエクササイズお腹痩せとヒップアップ、2つの効果が得られやすい【ペルビックチルト&ヒップリフト】というエクササイズをご紹介していきます。【ペルビックチルト&ヒップリフト】1. 仰向けになり両膝を立てて足幅は骨盤に合わせます。両手はカラダの横へ。これがスタートポジションです。そこから息を吐きながらお腹の力で腰を床に押し付けます(写真①の矢印参照)。2. すると骨盤が後傾しお尻の下の部分が上がってきますので、そのまま膝からお腹までが一直線になるようにお尻を上げていきます(写真②)。3. 膝からお腹までが一直線になるまでお尻を上げたら、息を吸いながら背中、腰、お尻の順に下ろしてスタートポジションへ。【エクササイズのポイント】お腹の力で腰を床に押し付ける力の反作用と、かかとで床を押すことでお尻を上げていくようにします。大殿筋に効かせるコツは、お尻を上げていく際、かかとで床を押すことです。また、両膝を立てる際、お尻と足の間隔は開き過ぎないように注意しましょう。開き過ぎてしまうとお尻ではなく太もも裏の筋肉に効いてしまうからです。まずは15回を1分程度の休憩を入れながら3セット行います。慣れてきたら、お尻を引き上げ体勢を3秒間キープしてみましょう。それでも余裕がある場合は、カラダの横にある両手を頭の後ろに組んで、回数も20回に増やしてみてください。関連記事お尻にある大臀筋をストレッチ&筋トレでメリットがたくさん!ヒップアップエクササイズの効果を高めるポイント大殿筋は「股関節を伸ばす」という機能があります。そのためこの筋肉に十分効かせるには、股関節をしっかりと伸ばすことがポイントとなります。その際によくある間違いとして挙げられるのが、股関節を伸ばしているつもりが腰を反らせてしまっていることです。「お尻の筋肉ではなく腰の筋肉に効いている」という場合はこのケースに当てはまります。この問題の対処法としては、骨盤を後傾させることです。今回ご紹介したヒップリフトは、骨盤を後傾させた状態で膝からお腹までが一直線になるようにお尻を上げていくので、腰を反らすことなくしっかりと股関節を伸ばすことができます。ヒップアップとお腹痩せどちらも手に入れよう!以上の理由からヒップアップエクササイズが、お腹痩せ効果を後押しすることがわかりました。ヒップアップエクササイズを2〜3ヶ月ほど続けていけば、お腹痩せの効果を感じることができるでしょう。理想のお腹周りとヒップを目指して、早速お試しください。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年10月17日腹筋を鍛えて、かっこいいお腹を手に入れましょう!今回はパーソナルトレーナーとして活躍する竹田大介先生に、お腹のシェイプアップに効果のある筋トレを3種類教えていただきました。また、普段の生活の中でも取り入れやすい「ながら運動」もご紹介!腹筋運動で期待できる効果ボディメイクの観点からお答えすると、腹直筋を鍛えることで真ん中にラインが入った引き締まったお腹をつくることに、また腹斜筋を鍛えることでウエストのくびれをつくることにそれぞれ役立ちます。しかし、腹筋運動でお腹の脂肪が燃えるということではありませんので、お腹の脂肪が気になる方は腹筋運動にプラスして食事の改善や有酸素運動などを併用してダイエットを行なうことが必要です。シェイプアップに効果のある腹筋運動ベントニーシットアップこれはお腹の真ん中の腹直筋を鍛えるトレーニングです。<やり方>STEP1:仰向けで膝を立て、脚幅は肩幅程度に開きます。STEP2:鳩尾から体幹部を丸めるようなイメージで息を吐きながら上体を起こし、息を吸いながら元に戻ります。POINT:手の位置は、膝の上にまっすぐ伸ばす→胸の前でクロス→頭の後ろで組むの順に強度が上がります。勢いを付けたり、首の運動になったりしないように注意しましょう。バイシクルクランチこれは腹斜筋を鍛えてくびれをつくるトレーニングです。<やり方>STEP1:仰向けで両膝を90度程度に曲げて脚を浮かせます。STEP2:鳩尾から体幹部を丸めるイメージで起こた上体をキープしたまま、対角線上の肘と膝を付けるように息を吐きながら体を捻ります。STEP3:肘に付けていない側の膝はまっすぐ伸ばして床すれすれでキープします。サイドクランチこちらも腹斜筋を鍛えてくびれをつくるトレーニングです。<やり方>STEP1:床に横向きに寝て両膝は軽く曲げ、下側の手で頭を支えます。STEP2:上側の脇腹を縮めるイメージで息を吐きながら上体を曲げます。POINT:勢いをつけたり首の運動にならないようにしましょう。腹筋運動の強度や頻度1セット当たりの回数は10回前後で限界を迎えられる程度の強度で、3セット程できるとよいでしょう。頻度は、筋肉痛が治ったらすぐトレーニングする感じで、週に3回程度行うことをおすすめします。どのくらい続けると効果が出るの?筋肉は短期間で見た目に分かるほど変化することは難しいです。最低でも半年~1年は地道に続けてみましょう。お腹周りは体脂肪が多いと筋肉が育っても見た目には分かりづらくなりますので、お腹の脂肪が多い方は有酸素運動や食生活の改善を行いダイエットを行いましょう。普段の生活の中で行う腹筋運動腹直筋や腹斜筋がメインではありませんが、日常生活の中で「ながら運動」として行いやすいのは、ドローインというエクササイズです。このエクササイズでは腹直筋や腹斜筋より深層にある腹横筋という筋肉をターゲットにしています。この筋肉を鍛えることでウエストサイズダウンが期待できます。やり方は、おへそと背中をくっつけるイメージでお腹をへこませた状態をキープするだけです。苦しくなるまでキープしてみましょう。寝ていても、立っていても、慣れれば歩きながらでも実施可能です。関連記事ドローインでぽっこりお腹解消!詳しいやり方を専門家が動画解説腹筋運動で見せたいお腹にしっかりとくびれのある引き締まったお腹は、筋トレでゲットできます。今回ご紹介したトレーニングを続けていけば、隠したいお腹から、人に見せたくなるお腹に。お腹まわりの脂肪が気になる方は、筋トレと並行して有酸素運動と食生活の改善にも力を入れてみてください。竹田 大介パーソナルトレーナー
2019年10月11日気づいたらぽっこりと出ているお腹。できれば綺麗なウエストラインを維持したいですよね。今回はお腹を凹ませる効果がある「ドローイン」のやり方やトレーニング方法をご紹介します。教えてくれたのは、美姿勢インストラクターの美宅玲子先生!ぽっこりお腹の原因は?年とともに、腹筋を意識しないと癖のある腹筋のゆるんだ姿勢になっていきます。骨盤が前傾する反り腰や骨盤が後ろに傾く丸腰、また片側に体重をかけて座ったり立ったりするために左右に傾く骨盤のゆがみなど。それにより腹筋がゆるんだ部分は内臓が抑えきれずに出てきてしまい、結果としてぽっこりお腹になってしまうのです。また筋肉をあまり使わない部分は、脂肪がたまりやすくなります(筋肉をしっかり使っている部分は、脂肪を燃焼させるホルモンが出ることが明らかになっています)。他にも、姿勢がゆがんでできた部分にも老廃物がたまりやすくなります。ぽっこりお腹を改善するには姿勢を整えることで、お腹を引き締める筋肉に自然とスイッチが入り、脂肪など老廃物もたまりにくくなります。具体的には、骨盤を垂直に立てておくことです。姿勢を整えるというと、背筋を緊張させるイメージがあるかもしれません。しかし体や骨盤を立てるには、腰や背中など後ろ側の筋肉だけではなく、コルセットや腹巻のように360度胴体を覆っている筋肉を使う必要があります。内臓や背骨の方に向かって寄せ集めるように引き締める、立体的な意識が大切なのです。これによりお腹周りを引き締めるだけでなく、腰や背中のコリを予防し負担を減らす効果もあります。お腹を凹ませる「ドローイン」のやり方「ドローイン」とは、お腹を凹ませる筋肉を鍛えるエクササイズです。<やり方>STEP1:おへそ周りにきつめのベルトをしていると思って、息を口から細く長く吐いていきます。STEP2:吐き切るにつれ、ベルトからお腹周りが離れて、体の中心軸の方へ向かってお腹周りがへこんで細くなっていくようイメージします。STEP3:息を吸うときも、そのへこんだお腹周りをキープして胸式呼吸を続けてください。これを10呼吸繰り返します。POINT:意識しにくい場所や凹ませにくい場所は、手を添えてその手からお腹が離れていくようにイメージしてみましょう。「ドローイン」のやり方を動画で確認!お腹を凹ませるおすすめの筋トレ座って行うトレーニングSTEP1:骨盤を起こして座り(椅子でも構いません)頭を高く、背骨を伸ばします。STEP2:お腹はドローインをした状態を維持して、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きながら背骨を下からねじり上げるようにします。このとき、両腕を重ねて、腕時計が常にみぞおちの前に来るようにイメージして行うと、正しくねじることができます。STEP3:息を吸いながら元に戻ります。STEP4:反対側へも同じようにねじって戻します。吸うときも、ドローインを維持するようにしてください。STEP5:左右を1往復として、ゆっくり深く5往復行いましょう。上で説明したドローインを維持しながら背骨をねじる筋肉を使うことで、ウエストが雑巾のようにしぼられていくのを感じられるでしょう。仰向けで行うトレーニングSTEP1:仰向けで膝を立てて寝ます。両手は地面に伸ばすか、ももの前に伸ばすか、または頭に添えてください。STEP2:ドローインを維持して鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きながら、腰全体で地面を強く押すようにして、頭から背骨、肩甲骨までを床から浮かせていきます。STEP3:息を吐き切ったら、吸いながら元に戻ります。吸うときもドローインを維持してください。STEP4:深い呼吸でゆっくり5回繰り返します。仰向けで行うトレーニングを動画で確認!ドローインでぽっこりお腹を卒業骨盤のズレや腹筋の緩みにより、ぽっこりと出てきてしまうお腹。気になる方は、今回ご紹介したトレーニングでお腹まわりの筋肉を鍛えてみてください。ドローインをマスターして、綺麗なウエストラインを手に入れましょう!美宅 玲子ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター
2019年10月02日意外と手強いお腹まわりの贅肉。今回はそんなお腹の脂肪を落とすためのダイエットメニューや筋トレのやり方、さらにダイエット効果を高める方法まで詳しくご紹介します。教えていただいたのは、ボディセラピスト・整体師として活躍するhrhs629先生です!お腹まわりにつく脂肪の種類皮下脂肪その名の通り、皮膚の下に付着している脂肪です。筋肉の保護や体温の保持という役割を持っており、お腹だけでなく全身に付着している脂肪でもあります。また女性が蓄えやすい脂肪で、洋ナシ体型肥満と言われる体型はこの皮下脂肪が主な原因となっています。内臓脂肪腸を固定する腸間膜(ちょうかんまく)という部分に多く付着する脂肪です。役割としては、内臓の位置の安定という働きがあります。皮下脂肪よりも燃焼が早く、蓄積されにくい脂肪ではありますが、運動不足や過剰なカロリー摂取を繰り返していると、どんどん蓄積されてしまいます。また内臓脂肪が蓄積され過ぎた場合、健康に注意が必要です。内臓の位置を安定する役割を持っていますが、内臓脂肪が増えると内臓の圧迫や血液の悪化に繋がる為、生活習慣病を引き起こすと言われているのです。主に男性の体に増えやすい脂肪であり、リンゴ型肥満と言われる体型はこの内臓脂肪が主な原因です。お腹まわりの脂肪を落とすにはお腹まわりに効果のあるメニューお腹まわりのダイエットメニューとしては、有酸素運動と無酸素運動の組み合わせが有効です。運動を行うことで代謝率が上がり、脂肪は燃焼されていきます。また有酸素運動と無酸素運動では行う内容が異なるので、体にもたらす影響も変わってきます。この2つを組み合わせることで、相乗効果が期待できるでしょう。有酸素運動のトレーニング有酸素運動は、ウォーキングやジョギングなどがおすすめです。行う際は「少し息が上がる程度の負荷」で構いません。目的は多くの酸素を取り込むことによって、全身の血流を上げ血行の促進を促すことです。また持続して行うことも必要ですので、自分の体力と見合った負荷で行うようにしましょう。よく有酸素運動は脂肪の燃焼の為に20分以上が望ましいと言われますが、最近の研究では10分の運動を繰り返し行うことでも効果があるという報告が出ています。ですので、繰り返しにはなりますが自分のペースに見合った形で行ってみてください。無酸素運動のトレーニング無酸素運動は、筋トレを行いましょう。お腹の筋肉を鍛えることで脂肪の燃焼に繋がるほか、運動を行った際の活動量が上がるため有酸素運動での代謝率も上がっていきます。この無酸素運動の目的は、筋肉にしっかりと刺激を与えて活動力を上げるということです。ですので、この筋トレも無理な負荷で行う必要もありません。10回~15回を行える負荷で十分です。さらにトレーニング未経験者で5回行うのが限界という方は、ストレッチのみでも構いません。ストレッチにはただ筋肉を伸ばすだけではなく、脳と筋肉の神経伝達のスピードを上げる働きもあります。入念にストレッチを行った後に有酸素運動を行っても効果はしっかりと出ますので、まずはできるところから行ってみましょう。お腹まわりの筋肉腹直筋腹直筋は、下腹部からみぞおちまでに付着している筋肉です。いわゆるシックスパックというやつです。筋肉の働きとしては、仰向けの状態から体を起こす動き(一般的な腹筋)や、立った状態からのもも上げの動きなどで使います。要は体を曲げる時に使う筋肉なのですが、立った状態から上半身を曲げるという動きでは使いません。筋肉は基本的に重力に抵抗した動きで筋力を発揮します。つまり、立った状態から上半身を曲げることに関しては、腹直筋は力を出すことができないのです。腹斜筋腹斜筋は、お腹の横にある筋肉です。ちゃんとトレーニングやケアをされていない方は、たいていが柔らかく、痩せづらい場所にもなっています。働きとしては、体を捻る際に使う筋肉です。この筋肉がなかなか痩せづらいのは、上で説明したように筋肉は重力に抵抗して働くからです。思い返してみて頂くと分かると思いますが、重力に抵抗して体を捻るという動作はなかなかありません。ですので、脂肪が付着しやすく痩せづらい場所なのです。腸腰筋腸腰筋は、主に下腹部の筋肉にあたり、インナーマッスルと言われる筋肉のひとつです。股関節の筋肉でもあるため、筋肉の働きとしては立った状態からももを上げるときによく使います。また背骨のカーブも維持する筋肉ですので、体の中でも力の強い筋肉のひとつと言われています。腹直筋と腸腰筋に効くトレーニングSTEP1:四つん這いになりお腹を凹ませる四つん這いの姿勢になり、その体勢を維持したままお腹を凹ませます。POINT:背中を丸めない画像のように体が丸まってしまわないよう注意してください。背中が曲がってしまうと、違う筋肉の刺激に変わってしまいます。腹斜筋に効くトレーニングSTEP1:仰向けになり膝を立てるまずはよく行う腹筋のポーズから始めます。マットの上に仰向けになり、膝を立てて、両手は頭の後ろを支えるようにしてください。STEP2:斜めに起き上がるそこから斜めに向かって起き上がります。起き上がる高さは、肩甲骨が床から離れる程度です。それ以上は無理に起き上がらなくても、十分に筋肉に刺激が届きます。また腰などに負担がかかることもありません。お腹まわりのダイエット効果を高めるにはカロリー量を意識するダイエット効果を高める為には、やはり食事のコントロールが必要になります。いくらいいトレーニングやダイエット方法を行っても、摂取するものも含めて体の中から変えないと効果が出ません。ダイエットを行う際には、カロリーの摂取量と消費量を気にかける必要があります。現在の日本での基礎代謝量は女性が1200キロカロリー、男性が1500キロカロリーと言われています。これに日頃の運動などの消費が加わる形になります。まずは基礎代謝量を目安にカロリー量を気にかけると良いでしょう。GI値の低い食品を選ぶ世界ではGI値に注目が高まっています。これは糖質を摂取した後の血糖値の上昇具合を数値に直したもので、血糖値が上昇すると脂肪の吸収率は高くなります。このGI値は必ずしもカロリーと数値が比例するものでは無いので、この値を気にしながら食事を行うことも必要だと感じます。GI値の低い食品の目安としては、精製されている食品は比較的高く、無精製に近い食品は低い傾向にあります。例えば、白米よりも玄米が低い、うどんよりもそばが低いなどです。気になるお腹まわりをスッキリとなかなか落ちないお腹まわりの贅肉。そんな手強いお腹の脂肪には、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせたトレーニングが効果的です。また食事内容にも気をつけて、高カロリーな食品やGI値の高い食品を避けるようにすると良いでしょう。また今回ご紹介したトレーニングはどちらも家で簡単にできるものなので、お腹まわりが気になる方はぜひ試してみてください!hrhs629ボディセラピスト、整体師
2019年09月28日テレビでも人気の吉丸美枝子氏の新刊7月30日、考え方を変えて独自のメソッドを行うことにより、イメージどおりの顔やお腹を手に入れようという新刊『顔もお腹もV字アップ!』が発売された。著者は株式会社ルーチェ代表取締役で、ヴェーネレ主宰、ビューティー・ライフ・プロデューサーの吉丸美枝子氏であり、同氏はこれまで多数の著作を発表、テレビ番組にも出演。新刊はA5判、128ページ、1,300円(税別)の価格で小学館から発売中である。30代の頃より若返っていると語る著者1949年生まれの吉丸美枝子氏は、30代の時にシングルマザーとなり、美容の道へと進むこととなる。それまでは美に対し無頓着で、70歳の現在よりも30代の頃が老け込んでいたと語る。51歳で起業した吉丸氏はこれまで2万人以上の会員に幸せになる美容法を指導している。新刊『顔もお腹もV字アップ!』では、何歳からでもなりたい自分になれるという「V字アップメソッド」を解説。まずは考え方のクセを変えて脳の使い方を変え、「V字アップメソッド」の「顔編」では、なりたい顔のイメージを言葉として声にすることから始める。イメージどおりの顔に近づくための目元を若返らせる眼輪筋のストレッチ、下まぶたを若々しくするV字アップ、あごと首、シワ対策のストレッチなどが解説されている。「ヤセたい」「若返りたい」と考えない「お腹編」では、「ヤセたい」「若返りたい」と考えるのではなく、理想の見た目を思い浮かべるべきだとしている。正しい立ち姿勢を毎日鏡でチェック。全身の細胞を活性化させる「赤ちゃん体操」、ウエスト引き締めとヒップアップ効果が期待できる「美尻ローリング体操」などが紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※顔もお腹もV字アップ! - 小学館
2019年08月09日『お腹が凹む! きくち体操』をリニューアル5月16日、お腹をつまんで下腹を凹ませようという書籍『つかむだけ! みるみるお腹が凹むきくち体操』が発売された。著者は日本ホリスティック医学協会会員で「きくち体操」創始者の菊池和子氏である。A5判で107ページ、1,296円(税込)の価格で宝島社より発売中である。なお、宝島社からは2011年に同氏による『お腹が凹む! きくち体操』(AB判・64ページ)が発売されており、新刊はその新装版として大幅にリニューアルしたものである。つらい腹筋運動なしでもお腹は凹む日本女子体育短期大学を卒業した菊池和子氏は、神奈川県予防医学協会講師、日本女子体育大学夏期体育指導者研修会講師などの経験があり、「きくち体操」を創始し指導。テレビ、新聞、雑誌などにも採り上げられ、菊池氏が唯一手がけたダイエット本が2011年の『お腹が凹む! きくち体操』だという。ぽっこりしたお腹を凹ませたい、ウエストを引き締めたいと考えた場合、まず腹筋運動を思い浮かべるが、菊池氏によれば、つらい腹筋運動は必要なく、背中をまるめてお腹をつまむことでお腹が凹み、体の中から元気がわいてくるという。また、体をねじる運動と肩甲骨を動かす体操を行えば、さらに効果が高まり、また、歩く時もただ歩くのではなく、ヒップを意識することでヒップアップ効果も得られるとしている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※つかむだけ! みるみるお腹が凹むきくち体操 - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2019年05月24日「即効!大人のお腹やせ」開催概要2018年9月17日(月)、NHKカルチャー横浜ランドマーク教室において、1日講座「即効!大人のお腹やせ」が開催される。『腹だけ痩せる技術』の著者でもある植森美緒が、お腹をきゅっと引き締めるテクニック「ドローイン」を伝授。受講者の98%が参加直後にサイズダウンする秘訣を学べる講座となっている。開催時間は13:30から15:00まで。受講料は会員が3,596円(税込み)、一般が4,276円(税込み)。女性限定。お腹やせを目指したい人だけでなく、姿勢に自信をもちたい人、腰痛やひざ痛、肩こりで悩んでいる人にもオススメだ。受講申し込みは、NHKカルチャーのウェブサイトにて受け付けている。問い合わせは、NHKカルチャー横浜ランドマーク教室(電話番号:045-224-1110)まで。健康運動指導士 植森美緒植森美緒は1965年生まれ。ダイエットに何度も失敗した経験を生かし、リバウンドしない方法を考案。自身も14kgの減量に成功した経験をもつ。現在は、スポーツクラブやカルチャースクールなどでセミナーやイベントなどを実施。著書には『植森式 大人のお腹やせ1週間ダイエットドローイン』、『お腹から即やせる~植森式日常生活を変えるだけメソッド~』などがある。(画像は植森美緒オフィシャルウェブサイトより)【参考】※NHKカルチャー※植森美緒オフィシャルウェブサイト
2018年08月05日みなさんはお腹が空いていないのに食べてしまう、お腹がいっぱいになったはずなのに食べてしまうということはないですか?異常な食欲や、無駄にずっと食べ続けてしまうその行動…。もしかするとエモーショナルイーティングかもしれません。「エモーショナルイーティング」って知ってる?出典:byBirthみなさんはお腹が空いていないのに食べてしまう、お腹がいっぱいになったはずなのに食べてしまうということはないですか?異常な食欲や、無駄にずっと食べ続けてしまうその行動…。もしかするとエモーショナルイーティングという、偽りの空腹感かもしれません。エモーショナルイーティングは、ストレスが大きく関係しています。過剰な精神的ストレスは脳の満腹中枢を刺激するセロトニンを減少させ、欲求を司るドーパミンを過剰に分泌するため、バランスを崩し異常な食欲に繋がってしまうのです。そして、身体や心理的な疲れでも同じような現象が起きてしまいます。また、退屈さや寂しさから、満たされていない心の隙間を食事で埋めてしまっているということもあります。自覚症状がない方も多いので、どのような症状が考えられるのかをまずご紹介します。お腹が空いていないのに食べてしまう出典:byBirthエモーショナルイーティングの特徴のひとつは、お腹が空いていないのに食べてしまうこと。しっかりご飯も食べて、お腹は空いていなくて食べなくても良いはずなのに、家に置いてある食べ物をついつい食べてしまうことはないですか?満腹感は感じているのに、満足ができない状況です。食べることで安心が得られるため、もっともっと食べて安心したりハッピーになりたいと抑えられなくなってしまっている状態で、食べ物に対するコントロールを失ってしまっています。しょっぱいものや甘いものが欲しくなる出典:byBirth体がちゃんと空腹の時は、野菜やご飯などの健康的な食べ物を欲するのに対して、エモーショナルイーティングはしょっぱいものや甘いものなど、特定の食べ物が食べたくなります。異常にしょっぱいものや甘いものが食べたくなってしまうという方は要注意です!突然の食欲出典:byBirth通常、空腹は徐々にやってきます。だんだんお腹が空いてきたという感覚ではなく、突然何かを食べたい!と感じるのは偽りの食欲なのです。体を動かしたり、仕事をしていてだんだん感じる空腹ではなく、急に◯◯が食べたい!と感じて抑えられないという方は、エモーショナルイーティングかもしれません。どうすれば良いの?出典:byBirthこれを見て、私もエモーショナルイーティングなのかもと思った方もいるかもしれません。では、具体的にエモーショナルイーティングはどういったことで改善できるのかをご紹介していきます。食事以外の方法を見つける出典:byBirthまずはエモーショナルイーティングというものの特徴や原因をわかった上で、どういったことでこのように食欲が起きているのかを考えるようにしましょう。自分がストレスを感じていたり、疲れが溜まっていると感じた時に食べ物を食べてしまうのであれば、その欲というものを他の方法で満たせれば良いのです。例えば、好きな曲を聴いたり、楽器を弾いたり、友達と話したりなんでも良いのです。本当の空腹状態では危険ですが、エモーショナルイーティングの場合は軽い運動をしてみるのも良いでしょう。身体のためにもなり、エモーショナルイーティングの改善にも繋がります。意識的に時間を置く出典:byBirthついつい食べてしまうという方は、食べたいと思ってから意識的に時間を置いてみましょう。エモーショナルイーティングの場合、食べようと考える前に無意識に冷蔵庫を開けてしまったり、食べてしまっているというのも少なくありません。しかし、できるのであれば食べる前にエモーショナルイーティングを意識して、10分待ってみようと待ってみる努力をしてみてください。衝動に駆られる自分を少し冷静にしてあげるのです。献立を作る出典:byBirth食事の献立を作ってみましょう。まずは朝今日はこの献立にしようと考えても、夜に次の日の献立を考えても良いですが、朝、昼、晩の食事のメニューを決めてみましょう。普段間食をよくしてしまうという方は、急に食事だけにするのはストレスが溜まってしまいやめてしまう場合もあるため、3時のおやつなどを入れ込んでも良いでしょう。その時もできれば量などは決めておくのがおすすめです。慣れてきたら1週間分のリストを作り、買い物では無駄な食べ物を買わないようにしましょう。お菓子のストックや加工食品など、ついつい食べてしまうものを避けることに繋がります。出典:byBirth思い当たる節はありましたか?女性はホルモンの乱れなどもあり、ストレスを感じやすい生き物ではあります。しかし、偽物の空腹に騙されて食べ続けていると、健康にも肌にもよくありません。もちろんダイエットにも影響してくるでしょう。ストレスがどこから来ているのか、そしてどうすればそのストレスを解消できるのかを考え、エモーショナルイーティングがどういったものかをわかるだけでも意識的に考えるようになるかと思います。まずはエモーショナルイーティングを知って、食事や空腹と向き合うようにしてみてくださいね!
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